2月22日の「猫の日」にちなみ、2月2日(水)〜2月27日(日)の期間限定で新大久保駅直上のフードホール「Kimchi, Durian, Cardamom,,,」にて「ねこのいない、ねこカフェ」がオープン。アンバサダーには愛猫家でもあるダレノガレ朋美さんが就任し、メニューやグッズ開発のプロデュースを行った。オープニングの発表会にもダレノガレ朋美さんが登壇し、自身の保護猫活動についてなど語ってくれた。ダレノガレ朋美さんの家には5匹の猫とボランティアで預かっている1匹の猫の合計6匹がいて、彼女にとって猫はもう家族だと話す。
SNS 映えもするカフェメニューを提供する「ねこのいない、ねこカフェ」についてダレノガレ朋美さんに聞くと「駅直結なので雨の日でも行きやすいですし、カップルや友達、親子など皆さんで楽しめる場所になってくれたら。そして美味しいスイーツなどを食べながら保護猫について知ってもらえる機会になればいいな」と語った。
メニューの中でダレノガレ朋美さんがプロデュースしたのは自身も自宅でよく飲んでいるという美容にもいいお酢のドリンク「ザクロソーダー」、猫マークが描かれた「ロイヤルミルクティー」、形がかわいい「ねこ型パンケーキ」、男性もしっかりお腹を満たせる「ねこカレー」、ダレノガレ朋美さんが冬の時期、家族との思い出もある「ホットココア」の5品だ。
今回、ダレノガレ朋美さんが経営しているアパレルの会社「CAROME」とのコラボグッズもプロデュースしている。さりげなくねこモチーフが入ったシンプルで可愛いポーチやTシャツ、トートバッグなど6アイテムが店頭やECサイトで購入可能。グッズに描かれているねこのモチーフはご自身で飼われている猫の後ろ姿だと話す。
また、今回のグッズの売り上げの一部が保護猫活動に寄付される。その寄付先となるのがアニマルドネーションという寄付サイトの運営、保護動物の活動を知ってもらえるような広報活動を行っている公益社団法人アニマル・ドネーションだ。発表会にはその広報の亀井氏も登場し、現在の活動を説明する中で一番大きな課題は殺処分がなくなることだと話す。
ダレノガレ朋美さんも「毎年、殺処分については気になって数字を見るようにしていて、減ってはいるけれど未だ殺処分が行われている現状に胸が苦しい。ただ、その現状を知っていかないといけないなと思う。」と話した。
彼女自身も保護した猫と一緒に暮らしている。その中からメイちゃんという猫の写真を見せてくれた。道端で拾われ、目も怪我をしていて危険な状態だったものの、ダレノガレ朋美さんの献身的な看病により改善して今も元気に育っていると言う。
この話を聞いて公益社団法人アニマル・ドネーションの亀井氏は助けたいという想いはあれど何をしていいかわからない人へのアドバイスとして「引き取るのは大変かもしれないですが、預かりボランティアやミルクをあげるボランティアなど様々あるので、できるところから始めてみるのがおすすめ。またダレノガレ朋美さんのようにSNSで保護動物の情報発信や発信している方の情報をシェアしていくのもいいですよ」と話す。
最後にこのカフェについてダレノガレ朋美さんにメッセージを聞くと「ねこアレルギーの方もいると思いますが、「ねこのいない、ねこカフェ」は実際にはねこはいないのでパートナーがアレルギーでも一緒にくることもできます。そんな方にもぜひ来てもらって、美味しいものを食べながら保護活動などを行っているんだな、こういう施設があるんだなと知ってもらえたら嬉しいです」とコメントを残した。