「ホスト界の帝王」と称されるROLAND(ローランド)が、8月31日に都内に行われた「第1回ベストフォーマルウェア アワード記者発表会」に出席。同アワードの男性洋装部門「TUXEDO Knight」の受賞が決定したことへの喜びやフォーマルウェアに対する強いこだわりについて独特の言葉で語った。
同アワードは、フォーマルウェア文化の産業活性化を目的に今年より設立された賞。「Tuxedo Knight」にROLANDが選出されたほか、男性和装部門の「Kimono Knight」にアンジャッシュの渡部建、女性和装部門「Kimono Queen」にIKKOが選ばれ、9月17日に都内ホテルにて授賞式が開催される。
記者発表会では、ROLANDが同アワードを主宰する日本フォーマルウェア文化普及協会代表理事長の横山宗生さんとともに登場した。
ROLANDは、ホスト業界でもカジュアルな服装が主流になっていると前置きした上で「頑なにフォーマルウェアという装いで出勤を続けて、そういった部分を評価していただけたのかなと思うと、すごく嬉しい」とニッコリ。
フォーマルウェアに傾倒するようになったきっかけを問われると「説明できる好きって、本当の好きじゃない」と持論を展開しつつ、父親の影響で映画『007』シリーズのジェームズ・ボンドなどを見たことで「かっこよくタキシードを着られる男っていうのは、本当に男の理想像」と考えるようになったことが関係していると自己分析した。
また、過去に仕事でドバイを訪れた際の驚きのエピソードを告白。ROLANDは「砂漠じゃないですか。暑いんですよ。ここでジャケットを脱ぐべきか否か。自分のアイデンティティみたいなものなので、脱いだら、きっと自分に甘えてしまうなと。砂漠もフォーマルウェアで歩いたんです」と語り、砂漠でもジャケット着用を貫いたことを明かした。南国・ハワイでもフォーマルウェアを着ていたそうで、もはや「生き様」ともいえるほどの強いこだわりをのぞかせた。
ROLANDが「Kimono Knight」に選出された「第1回ベストフォーマルウェア アワード」の授賞式は9月17日に行われます。