有村架純が泣かせることを言う!デビューから見守ってくれた巨匠にメッセ

2019/07/19
石井隼人

女優・有村架純と俳優・坂口健太郎を主演に迎え、人間ドラマの名手・岡田惠和が紡ぐ究極のオリジナルヒューマンラブストーリー「WOWOW連続ドラマW そして、生きる」(8月4日午後10:00)の第1話完成披露試写会が18日都内で行われ、主演の有村架純、坂口健太郎、共演の知英、岡山天音、月川翔監督が出席したゾ。

女優を夢見る生田瞳子役の有村は、役柄を演じるにあたり「彼女を生きるには自分のキャパを超えなければいけなかったけれど、皆さんに助けられながら演じ切ることができました」と振り返り、「脚本の岡田さんが描く女性像はこれまで私が演じてきたことのない女性像。岡田さんから頂いた役柄を愛することが岡田さんへの感謝として伝えられると思い、演じました」と思い入れたっぷり。

脚本家の岡田とはNHK朝ドラ「ひよっこ」など数多くの作品でタッグを組んできたが「映画デビュー作から岡田さんとご一緒して、私をデビュー当時から見守ってくださっていて、自分自身を超える作品をプレゼントしてくださる方。私にとっては恩師のような存在です」と泣けることを言っていたぞ。

学生ボランティアの清水清隆役の坂口とも何度も共演している有村は「現場で会うたびに違う顔を見せてくれる俳優さん。彼が演じるキャラクターには繊細な部分もあり、大らかな部分もあり、どちらの面も兼ね備えています」とリスペクト。坂口は「その通りです」と照れ隠しのジョークで笑わせつつ「僕も安心していられるし、心地よい空気に包まれる。撮影中は瞳子が一瞬、有村架純さんに見える瞬間もあって、その瞬間が見えるのは僕としてはありがたい。役と本人自身が重なる共鳴性を感じました」と返礼していた。

気仙沼や盛岡でのロケ撮影について有村は「3月末の撮影で寒かったけれど、地元の皆さんがとても温かく、撮影現場近くの喫茶店で温かいコーヒーを飲ませてもらったり、協力的な方々ばかり。それだけで『この作品を良くしなければ!』という気持ちになった」と撮影地のサポートに感謝しきりだったゾ。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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