カバーガール大賞 【話題賞】anan編集部。田中みな実さんのおっぱい「さわらせてもらっちゃいました」

2018/03/04
マガジンサミット編集部

昨年9月13日、「なんて美しい…」「マジで脱いでる!」そんなため息と称賛の声が『anan 2069号』に注がれました。表紙はフリーアナウンサー、田中みな実さんの“肘ブラ”セミヌード。あらゆる意味で衝撃的だったそのグラビアは、2017年もっとも記憶に残った雑誌企画とカバーガールとして『第4回カバーガール大賞』の【話題賞】に選ばれました。

今回は、受賞を記念してアンアン編集部キャップ 郡司麻里子さん、同デジタル戦略室キャップ 宮腰菜苗さんに、美しすぎる“肘ブラ”カット誕生秘話や当日の撮影風景などのお話しを伺いました。

おっぱいも凄いけど度胸もスゴイ!

『anan』年に1度の名物企画「美乳特集」は、さまざまな角度から女性の「おっぱい」を掘り下げ、美胸にまつわるライフスタイルや美乳を保つ秘訣などを特集しています。毎年、多彩なゲストが誌面を飾り美胸を披露することも話題の1つです。

―― まずは田中みな実さんが表紙を飾られた経緯をお願いします。

何人か候補の方がいましたが、たまたま担当ライターさんが他誌で田中みな実さんの連載を受け持たれていて、みな実さんが“美乳”であることを知っていたんですね。「みな実さん×美乳」という意外性もあり駄目元でオファーしたところ、「『anan』ならば脱いでも良い」と快く引き受けてくださいました。実際にお会いすると色白でお肌もキレイ! 撮影前のお打合せの際、こちらからお願いしたわけではないのにみな実さんがおっぱいを触らせてくださって!(注・スタッフ全員女性でした。もちろんブラはしたままですよ)。丸みがあって女性らしいパーフェクトなバストでした。鍛えた腹筋と胸とのコントラストも素晴らしかったです。

―― 肘ブラは斬新なポーズで印象的でしたが、狙っていたものだったのでしょうか。

あの“肘ブラ”カットは狙ったわけでなく偶然誕生したものです。最初、表紙に予定していたのは後に(幻のカット)といわれる手ブラのポーズだったのですが、モニターチェックの際に、みな実さんが胸に肘をつけた格好をされていて「それ、いいじゃない!」と。結果的に女性が可愛らしく見え、みな実さんらしさがよく伝わる1枚になりました。

―― 美しさのなかにきわどさもある、ドキドキするようなカットが満載でしたが撮影はどのようにすすんだのでしょうか。

撮影ペースは速かったです。2時間もかかっていないかもしれません。よくこの企画を撮っていただいている男性のカメラマンが、寝っころがらせるのが好きな方で(笑)。なかにはニップレスだけなど大胆すぎるかしら…と思うようなカットもありましたが、みな実さんは照れもなく「サクサクやりましょう!」という様子で度胸あふれる方でした。

また、顔馴染みのスタッフが多く、良い意味で緊張感の少ない、現場の柔らかな雰囲気がグラビアにも表れていると思います。『anan』は女性ためのおしゃれなセクシーを表現したいと思っていて、男性グラビア誌のそれとは違うのですね。キレイで品があって、そのなかには萌える部分も必要です。みな実さんは、いち早くそこを察してくださりすべてがスムーズでした。事前にポージングの研究もされたようでプロフェッショナルに徹する姿に感服しました。

―― 発売されて大変な話題になりましたが、周囲の反響はいかがでしたか。

『anan』の表紙を女性アナウンサーに飾っていただくのは初めてで、ましてやセミヌードですから編集部としても反響が気になるところでしたが、発売前にネットに情報が流れて、その時点でウェブの反応が凄かったです。

なんといっても女性単独の表紙で売り切れたのは久々のことで、女性からは「田中みな実さんだって(ケアを)頑張っているんだ」のような共感メッセージを多くいただきました。特徴的だったのは男性からの評判が良かったことでしょうか。ジャケ買いをされる男性が多かったようで、お陰様で新しい読者層を開拓した号にもなり、今ではネットでプレミア価格もついているそうで…驚いています。

攻め続ける?『anan』の表紙

現在、女性グラビア週刊誌で、唯一無二のスタイル。他にないので、そういった意味で『anan』というブランドはかなり独り立ちしており特殊かも知れません。表紙を飾っていただく方は『anan』ならではの「今、まさに、この方!にこのテーマで!」という絶妙なタイミングとマッチングを基準に考えています。

田中みな実さんは、誰もが知っているアナウンサーですが、読者にとっては「まさか、胸があんなにきれいだったとは…!」という素直な驚き。一方、みな実さんはフリーアナウンサーになり、また、30歳という節目を迎え、ご自身のなかで新しい価値観が芽生えはじめた時期でもあり、パーソナルトレーニングや「おっぱいエステ」に通い始めて丁度半年くらいと“見せても良い”タイミングだったようです。これ以上のマッチングはなかなかありません。

多くの雑誌が発売されるなかで【話題賞】に選んでいただき、とても励みになります。予想をはるかに超えた反響をいただきとても嬉しいのですが、その反面、今年はどうしよう…とプレッシャーもありますね(笑)。『anan』は「美乳特集」をはじめ、「SEX」「美脚・美尻」「骨盤」などカラダにまつわる特集も多く、どなたに表紙を飾っていただくかは思案のしどころです。編集長は、ほぼ365日、常に悩んでいるようですが(笑)。

―― 今年も『anan』の表紙、今度はこの人できたか!という驚きを期待しております。【話題賞】おめでとうございました。

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