東京2020オリンピックまで、あと1000日。マンハッタンを思わせるNTTドコモ代々木ビルが、東京2020オリンピックの応援メッセージや、空手の演舞で染まった―――。
10月28日、NTTドコモ代々木ビルで、未来のプロジェクションマッピングを体感できる「YOYOGI CANDLE 2020」が開催され、新宿・渋谷のランドマークのひとつ、NTTドコモ代々木ビルの壁面に色鮮やかなプロジェクションマッピングが映し出された。
スマホから送ったメッセージが高さ240mのビル壁面に!
このプロジェクションマッピングを仕掛けたのは、渋谷区観光協会やNTTドコモなど。今回の「YOYOGI CANDLE 2020」は、NTTとNTTドコモが持つ、イマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」や第5世代移動通信方式(5G)を活用し、未来のプロジェクションマッピングを体感する共同実験の一環。
NTTが研究・開発する「Kirari!」は、競技空間をリアルタイムに伝送し、臨場感の高いスポーツ観戦体験を提供する技術。
今回の「YOYOGI CANDLE 2020」では、「Kirari!」の要素技術のひとつである任意背景リアル タイム被写体抽出技術による超高臨場な映像伝送をリアルタイムで実現。
また、プロジェクションマッピングとの組み合わせにより、「新体感プロジェクションマッピング」も実現させた。
この日、イベント会場に設置された特設ステージ上では、東京2020大会で公式競技に追加された空手で、日本代表を目指す岩田樹里選手が演武を披露。そのアクションがリアルタイムにビル壁面に映し出された。