ロッテ社内にも現存しない!激レア「幻のビックリマンシール」を緊急捜索

2019/03/27
佐藤 勇馬

かつてチビっ子たちを夢中にさせた「ビックリマン」シール。現在もコレクター人気が高い懐かしのアイテムだが、幻のビックリマンシールと呼び声の高い『スーパーオリオン(青プリズム)』がロッテの社内にも保管されていないことが判明。ロッテはアーカイブを記録するため、所有者を捜索すると大々的に発表した。

1980年代後半、ロッテは当時のプロ野球・ロッテオリオンズの監督・選手をモチーフにした10種類のシールを「オリオンズヒーローシール(3枚入り1セット)」として約1000セット作成し、ロッテオリオンズのホームゲーム約20試合で川崎球場に来場したファンに配布した。「オリオンズヒーローシール」の中で最もレアなのが、当時の有藤道世監督をモチーフにした『スーパーオリオン』だ。

当時の川崎球場は子供のファンが少なく、来場者の中にシールをコレクションしている人があまりいなかったため、その場で球場内に貼ったりするケースが多かったという。そのため、最も希少だった『スーパーオリオン』は幻のビックリマンシールとなり、もし現存しているシールがあれば極めて貴重なものになる。

同社は平成最後となる4月1日の「ビックリマンの日」に向け、何としてでも『スーパーオリオン』をアーカイブ記録するべく所有者の捜索を緊急決定。アーカイブ記録のための貸し出し・撮影に協力してくれた所有者は、ロッテ公認の「ビックリマンオフィシャル終身名誉大使」に任命される。

応募方法は、ビックリマン公式Twitter(https://twitter.com/0401bikkuriman)のダイレクトメール、もしくは「superorion@bikkuriman-wanted.jp」まで連絡。シールの貸し出し・撮影とともに、ロッテ公式コンテンツに出演可能なことが条件となっている。募集期間は4月12日の17時まで。

 

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佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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