こんなに簡単なのに栄養ありすぎです!「アーモンドミルク」を村上佳菜子がまる絞り体験

2018/05/31
マガジンサミット編集部

5月30日はアーモンドミルクの日。

最近、牛乳、豆乳に続く「第3のミルク」と呼ばれ、さまざまなメディアでも取り上げられ注目されているアーモンドミルク。現在、その市場規模は約41億円※ともいわれ、2013年以来、4年間で26倍に拡大しているそうです。※(アーモンドミルク研究会調べ)

2017年、3月に発足しアーモンドミルクの魅力について情報発信をおこなう「アーモンドミルク研究会」は、「アーモンドミルクの日」の記念イベントを都内で開催し、プロフィギュアスケーター村上佳菜子さんと、アーモンドミルク研究会の井上浩義氏(慶應義塾大学 医学部教授)を迎え、トークセッションやクイズ、さらに手作りアーモンドミルクに挑戦するなどして、アーモンドミルクの魅力について掘り下げました。

第3のミルク「アーモンドミルク」とは?

アーモンドミルクは“ミルク”といっても乳製品ではありません。水とアーモンドからできており、腸内環境を整える食物繊維や、悪玉コレステロールを下げる効果のあるオレイン酸、活性酸素を抑えるビタミンEといった栄養成分が豊富に含まれています。

55%が油(オレイン酸)なので、少量でコクのある味わいが出せて、そのままでも美味しく飲めるのが特徴。カロリーが高いと思われがちですが、牛乳・豆乳にくらべて低カロリー・低糖質であり、食後の過血糖を抑える効果も期待できるそうです。

井上教授は、アーモンドミルクとアンチエイジングとの関係性にふれ「いわゆる、肌のサビ(酸化)や焦げ(糖化)などからくる“肌老化”にも、アーモンドの抗酸化と抗糖化でWアンチエイジングパワーを発揮します」と説明し、美容と健康にアーモンドミルクを飲む新習慣を提唱しました。

アーモンドミルク作りに初挑戦!

水分が2%ほどしか含まれず、人間のチカラではなかなか噛み砕くことが難しいアーモンドですが、粉砕して栄養を絞りとるアーモンドミルクは、生でアーモンドを食べるよりも栄養を摂りやすい調理方法だそうです。

今回のイベント会場である『AWkitchen 』のオーナーシェフ、渡邉明氏が、アーモンドミルクの手作りに初挑戦する村上さんのアシスタントとして登場し「家庭用のミキサーならば1分から2分が目安。粉砕すればするほど栄養素が摂れます。よくよく絞らないといけないので、思いっきり絞って下さい。」と調理用手袋を手渡すと、いざ、調理開始!

一晩~二晩ほど水につけた生アーモンドを1カップと、アーモンドの倍量の水を入れミキサーで撹拌。(アーモンドの薄皮の部分には、ポリフェノールが含まれているため剥かずに入れます)あとは、ガーゼや“さらし”で濾して絞るだけです。

濾した“アーモンドパルプ”は捨てずにクッキーに混ぜたり、他のレシピに活用すると良いようですね。

搾りたてのアーモンドミルクを手にした村上さん。「スゴイ良い香り!香りがフレッシュです!」

熱中症対策やスポーツドリンクとしても

村上さんは「遠征中に寄った海外のスーパーには、アーモンドミルクがどこも置いてありました。そのころ日本ではまだ馴染みがなかったので驚いた記憶があります」と話し、「練習後にはアーモンド5つくらい食べると良いとコーチに言われていました」と、現役時代をふり返ると、井上教授は「アーモンドミルクにはカリウムが含まれており、疲労回復にも効果的です。

また、カルシウム、マグネシウムなども摂れるので、それらの成分が汗で出てしまう夏の熱中症対策にも良いですね」と、スポーツドリンクとしても活用できることを説明しました。

一方、アーモンドミルクを飲むだけでなく料理やスイーツにも良く利用するという渡邉シェフは「シチューなどは、アーモンドミルクで鶏肉を煮込むと、牛乳や小麦粉アレルギーの方にも召し上がっていただけます」と、グルテンフリーなメニューを紹介しました。

渡邉明氏がオーナーシェフを務める『Awkitchen』では、5月16日よりアーモンドミルクを使ったメニューを展開しています。

村上さんは「お子さんから高齢の方、スポーツ選手にもおススメできるので、ぜひ、この機会に手に取ってもらいたいです」とアピール。記者から「アーモンドミルクで綺麗になって、ヘルシー料理をご馳走したい人はいますか?」と聞かれると、「今はいないんですよ~。でも、お互いを高め合える男性が良いなと思います。料理も美容も頑張って、素敵な人に出会えたらと思います」とはにかみました。

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