みなさん、アルバイトなどのシフトで「最もシフトが埋まらない月」は何月かご存知でしょうか?実はそれは12月。理由としては年末の忘年会や商戦シーズンを迎えること、さらに人手不足で臨時の人員確保が難しいことが原因だそう。
アルバイトなどを管理するシフト管理者にとってはシフトが埋まらないのは悩みの種。うまくシフトを調節するのも大変です。今回、株式会社リクルートジョブズでは、「アルバイト・パートの人員配置・シフトに纏わる問題調査」を実施。シフト管理の問題が浮き彫りになりました。
シフト決定をしたくても約40%が「埋まらない」
調査ではまずシフトを決定する頻度について質問。7割以上の人が「半月~1か月に1回」の頻度で決定しているという結果に。そしてシフト決定する際に39.2%が「シフトが埋まらない日あり」と回答。
更にシフトが埋まらない日数を聞いたところ、「月に3日以上シフトが埋まらない」と答えた人は7割強という結果に。シフトの空きは多くの場所で問題となっているようです。
シフトが確定しても「 急にシフトが空く」が 7割
次に「シフト確定後に、急にシフトがあくことがあるか」を質問。「急にシフトが空く」と回答した人は約7割に。その原因としては約9割が「従業員の急な欠勤」と回答。また他にも「急な団体予約が入った」19.9%、「特定の繁忙期のみ人手不足」15.3%といった回答が挙げられました。
人手不足は 「12月」が最も高く発生
シフトの空きが発生することが多い月の上位は12月(43.5%)が最も高く、次に8月(32.2%)という結果に。
次にシフトの空きが発生した場合の対応として最も回答が多かったのは「自身、もしくは当日メンバーで頑張る」が64.4%。また、「系列店舗にヘルプを頼む」「回答者本人もしくは従業員の知人に頼む」と回答した事業者も多く、自店舗だけでは対応しきれていない状況がわかりました。
以上のような急なシフトの空き問題の解決方法の一つとして、リクルートが運営しているのが、「JobQuicker(ジョブクイッカー)」です。JobQuickerは人手が足りないときに1日だけ働いてもらえるスポットバイトのスタッフを簡単に募集できるサービス。スマホで簡単に募集から採用まででき、利用申込とアカウント発行後すぐに募集が開始できます。勤務の直前まで募集可能で、急な欠員が出ても人手を探せます。
URL:http://saiyo.job-quicker.jp/
今回の調査では多くの事業所、店舗でシフトに関しての悩みがあることが分かりました。また、今の時代ならではのネットを使った解決方法も登場しており、今後はさらに広まっていくのではないでしょうか。