最近はブランドがカフェやレストランを展開するのを良く目にします。ブランドコンセプトに合った雰囲気を楽しむことができる素敵な場所です。そんなブランド店舗にも変化が訪れているのだとか。
銀座に集中するハイブランドの飲食店
世界のハイブランドが競うように出店しているのは、主に銀座。エルメスのシャンパンバーやシャネルが手がけるフレンチレストランなど、そうそうたる名が並んでいます。バブルの頃も今も銀座は富裕層がんばれる集う街なのかもしれません。
庶民の私は、国内ブランドや国内メーカーのカフェが好きです。特にコムサが運営するカフェコムサのたっぷりのフルーツタルトが大好きです。こちらも銀座店があります。また、いままで京都にしかなかった伊右衛門カフェがついに渋谷ヒカリエにオープンしたのも、うれしかったです。お茶のメーカーですから、席に着いたときに出されるお茶からして味が本格派だし、和風のメニューもうれしいお店なのです。
高いお店はランチを楽しむ
庶民の私も、お祝いごとなどにはリッチなご馳走を食べたくなります。そんな時はミシュラン掲載されたような高級レストランのランチを予約します。こういうところはディナーだと1万を超えがちですが、ランチならば数千円、もしくはそれ以下でいただけるのです。
婦人画報2019年11月号には「銀座ウェルネスランチ」という記事があり、ハイブランドのレストランで健康重視のメニューが増えているというような内容を伝えています。そこではアルマーニのブルガリのレストランも紹介されています。アルマーニは5000円、ブルガリは8000円からいただけるようなので、庶民でもランチなら思い切って挑戦できるかもしれません。
健康志向と国内産志向
記事を読むと、どちらのレストランも海外ブランドながら、日本のレストランということを意識し、食材は国内のものを取り入れ、野菜も多め。健康志向の現代日本人にフィットするメニューとなっているようです。イタリアのトマトより日本のトマトのほうが甘みが強いこと、イタリアのウニは塩辛いけれど日本のウニはそうではない、などというブルガリレストランのシェフの興味深い知識も。
記事を読んで、いつか行ってみたいと思ったのは、アルマーニのイタリアンです。椅子やソファがネイビーの革で張られ、照明はさりげなく、けれど光沢があり、とてもアルマーニらしさが出ている気がするからです。決して安くはない代金ですが、美しい場所で過ごしたという場所代も含まれていると思えば、少し納得できるかもしれません。