これから流行りそうなスイーツをいちはやくオレンジページが特集しました。フランス発のパンケーキのような、カスタードを挟んだ焼きケーキです。見かけは大きなパンのようにも見えますが、カスタードを挟んでいるということは甘いはず。気になったので、実際に食べてみました。
期待できそうなフランスの味
このスイーツ、フランスでは以前より親しまれている、家庭で手軽に作れるケーキだそうです。フランスで食べられているものは、おしゃれで美味しいですよね。私は先日、フランス人が飲むノンカフェインドリンク「チコリコーヒー」を飲んでみました。チコリの実を炒ったもので、コーヒーに近い味わいです。これをたっぷりのホットミルクで溶かして味わうと優しいカフェオレのようでほっこりできました。
そんなフランスのスイーツ・パンビー。名前の由来はやはり見かけがパン・ド・カンパーニュ(フランスの田舎パン)に似ているからだそうです。丸くて大きくて、パンの上部に格子柄のようなものが入った茶色いパン、確かにあのパンによく似た見かけをパンビーはしています。
都内にもほとんどない
オレンジページにはレシピも載っていましたが、まずはプロが作った味を試してからにしようと思い、都内でパンビーが食べられるカフェを探してみたところ、数軒ほどしか見当たらなくて、驚きでした。しかも提供は不定期のお店もあり、簡単にはありつけそうにありません。東京ですらまだパンビーは広まってはいないようです。
それでもなんとかその日にちょうどパンビーを提供しているカフェがあったので、行ってきました。出てきたパンビーを一口食べた感想は「ケーキになったシュークリーム!」でした。サクサクふわふわのパン風の皮の中にとろとろのクリームが挟まっていて、まさにとろけるような美味しさでした。パンケーキ風かなとも予想していたのですが、そこまでの厚みではなかったです。
フライパンで焼けちゃう
こんな美味しいスイーツがフライパンだけで焼けちゃうなんて、ありがたいことです。しかも生地は卵、グラニュー糖、薄力粉、コーンスターチだけで手軽に作れます。中に入れるのはカスタードクリームだけでなく、キャラメルクリームなど、いろいろなアレンジもできそうだし、フルーツを挟むのもいいかもしれません。
過去にもタピオカやクリームブリュレなど、マスコミに紹介されることで人気が出たスイーツはたくさんあります。このパンビーも、口当たりが新しくて、リピートしたくなる優しい味です。もしかしたらあっという間に火がつくかもしれませんね。