三戸なつめのコンプリートスタイルブック『なつめふく』(学研プラス)が2016年1月28日に発売され、1月30日に渋谷のHMV&BOOKS TOKYOにて記念イベントが開催された。駆けつけたファンに直筆サインの他、握手や2ショット写真撮影、福引なども行われた。
今回で2冊目となるコンプリートスタイルブックでは、前作に引き継続き、人気写真家、川島小鳥氏が撮り下ろしたグラビアや、自身の手書きイラストも織り交ぜ、オールセルフスタイルリングの100DAYSコーディネートなどを収録。独特の世界観と、ごく自然体で撮られた“三戸なつめ”が満載だ。
「コンプレックスさんいらっしゃーい」
また、「モデルの割には、スタイルが良くない」と自ら語る三戸らしく“背が小さくてもオシャレに見せる”体系カバーテクニックや、前髪を切りすぎてもカワイイ“前髪アレンジ”などを掲載。ダサ可愛さが人気の“なつめいく”では細すぎるメイクテクニックも披露している。
次に流行らせたいカワイイが、たくさん詰っている一冊
100DAYSコーディネートでは、自身で100日分のスタイリングを全考案。朝は撮影、夜は編集部に籠ってのハードスケジュールだったようだが「好きな服が“福”を呼んでくれるように」と“なつめふく”というタイトルにしただけあり、「コンプレックスがあっても服は楽しめる。読んでくれた人が、オシャレを楽しむことで毎日が幸せになれるといい。」といった趣だ。
前髪パッツンなヘアスタイルで、ブレイク
中学生のときに“なにか人と違ったことがしてみたい”と、ある日突然、前髪をぱっつりと切った。その生え際から1.5㎝の前髪は、今やトレードマークになり、真似するファン続出のヘアスタイルだが、「前髪を切りすぎてしまって、失敗したと思った時のリカバリーは?」という質問に「顔が明るく見えます!」とポジティブ即答。まさに、顔をさらけ出すことで個性と自信を得た。
分かりにくいファッション用語を、独特のセンスでネーミング
ガーリーやマニッシュなど、とかく素人には分かりにくいファッション用語だが、それを「レトロお嬢ちゃん」「ハンサム紳士」「ご近所坊や」といった独特のネーミングで表現。そのセンスと不思議な愛くるしさで青文字ファッション系以外の幅広い層にも支持され、メディア露出も増えてきている。
2015年には中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデユース『前髪切りすぎた』でアーテイストデビュー。次世代の“きゃりーぱみゅぱみゅ”の呼び声が高い。