今までの当たり前が変わる今、ストレスを上手にコントロールする方法

2020/05/13
内藤 みか

新型コロナウイルスの拡大防止のための各種自粛が続き、家の中で過ごさざるをえない人も少なくないのではないでしょうか。いつまで続くかわからない自粛期間に不安を訴える人が世界中で急増しているそうです。溜まるストレスをどうすればコントロールできるのでしょうか。

自分で考えて行動する責任

今まで当たり前のように出かけていた繁華街。映画を観たあとはお気に入りのカフェでお茶、そしてショッピングモールの中を歩いた後は、レストランで食事、などというお出かけは、自粛期間中は休業しているところも多く、難しい状態です。それどころか毎日出社していた会社に出かけることも控え、ひたすらおうちステイ。今まで続けていた平日も休日も突然急激に変化してしまったたのだから、ストレスを感じてしまうのも無理はありません。

ありのままの今を受け入れる

ステイホームする人たちは、大きく分けて、今を今なりに楽しもうとする人と、今までと違うことに強い不満を持つ人とに分かれています。楽しめてしまう人は、料理に凝ったり読書や動画配信での映画鑑賞にはまったりと充実した日々を送っています。

けれど、不満がある人は、人のする事に文句を言ってみたり、現状をグチってみたりと、なかなか切り替えがうまくいかない様子。家での時間を楽しめない人は、発散できず、どうしてもストレスが積み重なってしまうのでしょう。

未来のことがわからない

『MORE』2020年6・7月号には「ストレス&自律神経ケア」の記事が載っています。臨床心理士の関屋裕希さんによると、未来のことがわからないと不安になってしまうのだとか。今は先行きが不透明な状態が続いているため、不安になる人が多いのでしょう。

ではどうすればストレスを減らすことができるかというと、湧いてくるマイナスの感情を無視せず、きちんと向き合うことなのだそうです。ストレスに気づかないフリをし続けていると、体調の不調にまで発展してしまいかねないというのです。

自分のストレスを可視化する

自分は今どんなことにストレスを感じているのか、書き出していくのもいい方法かもしれません。そうするとこんなにもたくさんストレスを抱えていたのか、と可視化することもできます。

そして、ストレスを認知することで、「こんなにストレス溜めちゃってるんだから、今日はゆっくり休むことにしよう」などと、自分をいたわれるようにもなれるはず。長丁場になるかもしれないと考え、穏やかな気持ちで無理のない日々を過ごしていきましょう。

 

 

 

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この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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