交通広告を見て実際に出会いを求め調べていたところ「とーまさん」というマッチングアプリの会社に勤めながら恋愛YouTuberとして活躍されている方を知った。そこで、とーまさんにインタビュー。彼が務める会社が運営する700万人以上の登録者数を持つマッチングアプリ「タップル(tapple)」についてや自身のYouTuberとしての活躍について語ってくれた。
8月8日は「タップルの日」。8という数字が円が2つあるタップルのロゴと似ていることから制定され、現在アプリを使っている人、そしてまだ使ったことがない人向けに恋愛応援キャンペーンなどが実施されている。そしてこの交通広告は実際にタップルを通して出会い、カップルになった3組が登場している。自分たちの好きなことで実際にカップルになった元ユーザーに登場してもらうことで、よりリアリティを出したかったと、とーまさんは教えてくれた。
出会いを提供するマッチングアプリ「タップル」の特徴の1つとしては「ウィッシュカード機能」があり、やりたいことや行きたい場所でつながることができる。例えば行きたい映画や気になるカフェ巡りがしたい、カレー好きならばカレー巡りがしたいなど好きなカードを自分のプロフィールに追加でき、それをきっかけにマッチングすることができるのだ。従来は年収や身長などの条件面からの検索が中心だったが、これをきっかけに価値観の近い人とやりとりがしやすくなり、デート中も会話が盛り上がると、とーまさんは話す。面白いものでは「聖地巡礼デート」のウィッシュカードとして映画やアニメなどの撮影場所や舞台となった地を巡るカードも登場している。これはNetflixなどの普及により多くの人が好きなアニメに関わる地を訪れていることからヒントを得た。
人気のウィッシュカードは1位「話題のスイーツを食べに行きたい」2位「アウトレットでショッピング」 3位「おしゃれなコーヒースタンドに行きたい」 4位「おいしいピザを食べに行きたい」などである。そんな中、実際に行きたい居酒屋に行ってお付き合いができたなどの声も上がっていると言う。また、ウィッシュカードでマッチした方が普通でマッチした時よりもメッセージの開始率が1.5倍も異なりデートにもつながりやすいと、とーまさんは教えてくれた。
続いて、ご自身のYouTuberとしての活動について聞いた。社内でもYouTuberの活動が多く、動画の企画、台本作成、撮影、編集などを自身で行っている。そして取材などのメディア対応、テレビ出演など多岐に渡り活動している。YouTubeチャンネルを始めたきっかけは、マッチングアプリを多くの人に広めていきたいという思いとマッチングアプリを運営する会社の人が顔を出すことで、このような人が運営しているんだと知ってもらい安心に繋がる。そしてマッチングアプリについて相談する場所がなかったので、コミュニティの場所にもなればいいと思ったと、とーまさんは話す。恋愛YouTuberが多い中、マッチングアプリをやっている社員だからこそマッチングアプリについての理解が深く、更にはカップルへのリサーチを重ねているため、多くの人が恋愛中に陥りがちな悩み・疑問に対して的確な回答を導き出し人気を得ている。そしてとーまさんのYouTubeを見てタップルを始めた人も多い。出会いがないという相談が多い中、出会いを求めている人には、先ずはこのアプリを使って欲しいと言う。アプリをダウンロードすれば様々な男性・女性との出会いに繋がるということを知ってもらいたい。そして、一昔前の出会い系という悪いイメージが払拭され、出会いの1つとしてマッチングアプリがあるというように、日本で当たり前になっていけばいいなと、とーまさんの想いを語ってくれた。
様々なメディアに出演していることの反響を聞くと、ゴールデンのテレビに出たことは特に大きかった。マッチングアプリの専門家としてここまで広まるとは思わなかったと自身でも驚きを語る。YouTubeやSNSを通してとーまさんへの質問数も多くなり、YouTube動画でも取り上げているような、今やりとりしている人が脈ありかどうかや連絡頻度についての相談など多くの恋愛相談を受けるようになった。そしてその解決に繋がる動画を次々とアップしている。
最後にタップルの強みについて聞くとマッチングアプリを使ってみたけれど会話が続かない、デートに繋がらないという人もいる中で、タップルではウィッシュカードがあることが他社にはない特別な機能となり、自分の価値観や趣味に使い人に出会いやすいと言う。世の中の恋愛感も進化している中で、様々な価値観に寄り添い、多様な恋愛・結婚スタイルを取り入れたサービスにしていきたいと今後のタップルの展開を語ってくれた。