モデルさんや俳優さんのスラッと伸びた鼻を見て、うらやましいと思う人は多いと思います。鼻の高い人が多いヨーロッパ系やアメリカ系のハーフの人は鼻がスラリとして高い人が多いので見ていてうらやましい限りです。
人相学では、顔の中心にある鼻を「自分自身」とみて「自己の強さ」をあらわします。自分を指で指すとき、たいていの人は鼻を指すのではないでしょうか? 無意識のうちに自分自身が鼻を意味するという事が分かっているのかもしれません。
もともと昔は漢字の「自」を「はな」と読んでいました。昔の人も「鼻=自分」というのがわかっていたのでしょう。
鼻の大きさで分かる「自己の強さ」
鼻の大きさは「自己の強さ」を意味します。鼻の大きさは、鼻の付け根と小鼻の両端を結んだ三角形の大きさで判断します。鼻筋が長く、肉厚な小鼻がグッと横に張り、鼻の頭も丸く前に出ているような人は確固たる自己を秘めていて、人の意見にいちいち左右される事はありません。自然とリーダーシップを取っている人が多いようです。
鼻筋が短く、小鼻も狭くボタンのような鼻の人は、自分より周りに合わせるのを好む人です。誰とでも仲良く出来ますが心配性なところもありますので、ストレスを溜め込まないように気をつけてください。
鼻の高さで分かる「プライド」の高さ
いつも澄ました顔で粛々と物事を進めるクールな印象の人の鼻を見ると、だいたい鼻が高い気がします。ちなみに鼻が高いというのは、鼻の頭が前に突き出ているということです。ピノキオの鼻といえば、わかりやすいでしょうか。
鼻の高低はその人の「プライド」を意味します。ちなみに、さまざまな方の似顔絵を描いている私の体験では、鼻の高い人は笑う時に手で口を覆ってクスクス笑う印象です。人前で口を大きく開けて笑うのをあまり好まないようです。それに対して、鼻の低い人は自分の意見よりも相手の意見を尊重するタイプです。
また、メガネのブリッジがかかる部分が段になって、鼻筋が前に張っている人をたまに見かけますが、これは相手に対して攻撃的で短気なところがある人です。よくボクサーなどの格闘家に多く見られます。なので、このような鼻をしている人が周りにいたら、なるべく争いにならないような立ち振る舞いをすると良いでしょう。
鼻先の大きさでわかる「人の良さ」
先が丸く大きい鼻をよく「団子鼻」と言いますが、こういう人はおおらかな性格の持ち主です。小さい事にこだわらない、ゆったりとした印象を受けます。全体的にふくよかな人が多いようです。一方、小振りな鼻の人は、周囲に愛嬌を振りまくかわいらしい性格の人が多いので、営業や接客業などでその力が発揮されるでしょう。
鼻の頭が正面を向いておらず、下に垂れている人は、現実思考で功利的なところがあります。お金を稼ぐ事に才能があるので金融関係の仕事に向いています。
鼻は顔の中心にあるため、相手から見ても非常に目立ち、注目されやすい部位です。ここがくすんでいたり、汚れていたりするとイメージダウンは必至です。日頃からケアして、鼻をキレイに保ちましょう。それにより自分自身も整ってきますよ。