ロボットベンチャーの GROOVE X 株式会社は、2018年12月に発表した家族型ロボット「LOVOT[らぼっと]」を、2019 年1月に開催された CES 2019(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)に出展。
「the Verge Awards at CES 2019」の BEST ROBOT、また、大手ガジェット系メディアEngadgetが主催する「Best of CES」のファイナリストに選出されるなど、全米を魅了し、高い評価を獲得しました!
「LOVOT」とは
「LOVOT」は、人間の新たなパートナーになるべく作られた、“命はないのに、あったかい。”LOVEをはぐくむ家族型ロボット。GROOVE X 株式会社により「ちいさな LOVE が、世界を変える。」というコンセプトのもと、約3 年間の月日をかけ開発されました。
「LOVOT」は便利なロボットというよりは、一緒に住む人に甘えて邪魔をしてきたり、一緒にいるとホッとする、うれしくなる、笑ってしまうという、そんな暖かい気持ちにさせてくれるロボットだそうです。
The Verge Awards at CES 2019
今回「LOVOT」がBEST ROBOTに選ばれた「the Verge Awards at CES 2019」はアメリカの大手 IT 系メディア The Verge が主催する CES 2019 のアワードで、 各カテゴリの中から最も優れたものを選出。「LOVOT」はロボット部門でBEST ROBOTに選ばれました。
Best of CES
「LOVOT」はBest of CESでもファイナリストにノミネート。Best of CESは大手ガジェット系メディア Engadget が主催するCES 2019のアワードで、CESに出展している作品からファイナリスト、グランプリを選出しています。
また、「LOVOT」はCBSやBBCなど全米メディア 25 社に連続生出演し、合計メディア露出は350件を超えるなど、まさに全米を魅了する活躍を見せています。さらに、テクノロジー&ビジネスに特化したWEBメディアCNETの調査でも、36%の人が今回のCES 2019で最も印象に残ったロボットに「LOVOT」を選び、1 位という結果になりました。
このように外国の人々に「LOVOT」が受け入れられた要因としては、言葉を話さない、ノンバーバルコミュニケーションが要因だったと思われます。日本で行われた「LOVOT」の体験会と比較しても、多くの人が何も説明する前から「LOVOT」を抱きかかえていたそうです。
現地の人からは、「見た目の愛らしさ」「シンプルな動き」「抱っこした際の目、柔らかさ、あったかさ」 といったことに注目が集まっており
「『LOVOT』は今までの同様のプロダクトの中でも群を抜いて素晴らしい」
「今回の CES で最も有名になった企業の一つは GROOVE X だ」
「アメリカでの販売はいつから開始されるのか?いち早く購入したい」
といったコメントが寄せられました。
日本にとどまらず海外でも人々を魅了する「LOVOT」。今後ますます目にする機会が増えていきそうです。