たけのこの里の“タワマン”が本当に買える NFT付きデジタル物件が分譲開始

2026/04/14
佐藤 勇馬

お菓子のパッケージに描かれた“あの家”がバーチャル空間上で現代的なタワマンとして再現され、本当に買えるようになります。明治は「たけのこの里」のパッケージ内に描かれた家を「永久保有権付 デジタル物件」として具現化したタワーレジデンス「フォレストタワー たけのこの里」を、4月14日から「きのたけ不動産」公式ウェブサイトで先着順販売すると発表しました。販売戸数は300戸限定です。

■たけのこの里のタワマンとは!?

今回の企画は、長年親しまれてきた「たけのこの里」の世界観を、現代のテクノロジーで大胆に拡張したものです。4月1日に公式SNSで投稿されたエイプリルフール企画を実現したものでもあります。パッケージに描かれてきた里山や家々という“空想の風景”を再構築し、「もしも、たけのこの里が実在したら?」という発想を形にした体験型エンターテインメントになっています。

設定もかなり本気です。2026年3月末に同様の企画で分譲販売された「フォレストヒルズ きのこの山」が“一戸建て”だったのに対し、今回は「たけのこの里」の形状をモチーフにした“タワーマンション”として展開。「戸建て派vsタワマン派」という新たな対決構図に落とし込んでいるあたりに、明治らしい遊び心がにじみます。

物件は3タイプ。低層階の「スーペリア」は税込1万円で200戸、中層階の「ジュニアスイート」は税込5万円で80戸、最上階の「ペントハウス」は税込15万円で20戸です。専有面積はスーペリアが55㎡、ジュニアスイートが120㎡、ペントハウスは400㎡。ペントハウスは3フロア構成になっており、価格だけでなくスケールの大きさも際立っています。

購入方法は「きのたけ不動産」公式ウェブサイトでの先着順販売で、専用フォームからカード決済を行う仕組みです。実在するマンションではないため、登記・建築確認・固定資産税の対象外ですが、各住戸にはNFT付きの権利証書が発行され、「永久保有権付 デジタル物件」として保有できます。

■バーチャル空間は本気度満点!豪華な特典も魅力

「フォレストタワー たけのこの里」はバーチャル空間にも具現化されており、スマートフォンをカードキーにかざすことで専用空間にアクセスできます。購入者は自分の部屋に友人を招き、一緒に焚火を眺めたり、ダイニングで語らったりすることが可能です。バーチャル空間の利用期間は2029年3月10日までで、保有権は残りつつ、空間体験は期間限定という設計もユニークです。

バーチャル空間の仕上がりは想像以上に本格的です。ジュニアスイートにはプライベートプールがあり、ペントハウスではアトリウムサロンや専用エレベーターなどのより高度な体験が可能で、最上階からの絶景も楽しめます。しかもペントハウスは空間カスタマイズ機能やダイレクトエントランスにも対応しており、“ネタ企画”の一言では片付けられない作り込みです。

物件内のディテールも本気です。タワー自体が「たけのこの里」の形状をモチーフに設計されているだけでなく、間接照明はたけのこの里型、シャンデリアは竹をイメージしたデザインを採用。細部まで探索して楽しめる設計になっています。

特典の豪華さも見逃せません。実在するカードキーと権利証書が付属し、NFTも付与されます。さらにジュニアスイートには限定キーホルダー、ペントハウスにはキーホルダーに加えてラゲッジタグも付属します。カードキーの仕様まで階層ごとに異なり、ペントハウスは限定ブラック、ジュニアスイートは限定プラチナ、スーペリアは限定ホログラム仕様。こうした小道具の本気度も、この企画の面白さを押し上げています。

遊び心あふれる企画でありながら、とことん本格的。そんな絶妙なバランスこそが、この企画の最大の魅力でしょう。バーチャル空間やNFTに興味がある人はもちろん、ちょっと変わった話題が好きな人にとっても、かなり気になる企画と言えそうです。

【「きのたけ不動産」公式ウェブサイト】
https://www.meiji.co.jp/products/brand/kinotake/foresttower/

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佐藤 勇馬
この記事を書いた人

佐藤 勇馬

新宿・大久保在住のフリーライター。個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にスカウトされて以来、芸能、事件、ネットの話題、サブカル、漫画、プロレスなど幅広い分野で記事や書籍を執筆。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など。 Twitter:ローリングクレイドル

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