日本一行列ができる立ち食いそば屋「港屋」がメルセデス・ベンツと共演。新文化創造へ飽くなき挑戦!!

2020/01/06
Shoichi Sato

伝説の立ち食いそば屋をご存知でしょうか-。

2002年、虎ノ門にオープンした港屋は、そば屋とは到底思えない小さな看板と高級和食ラウンジを思わせる内観など、そば屋の常識を覆すスタイルで檜舞台へ。そばつゆにラー油を入れてつけ麺のように食す名物肉そばを求め、連日行列ができました。2016年には大手町に新たな店舗「港屋2」がオープン。10年以上行列を作ってきたそば屋の新店は瞬く間に人気を博します。

そして2019年2月。虎ノ門の「港屋」が突如閉店。小さな看板の入り口に貼られていた「どうやら寿命が来た様です」という挨拶文に、ファンは大きく落胆したことでしょう。

「港屋」の終焉から10か月が経ちました。あの、伝説のそば屋がカムバック。港屋が手掛ける新店「Minatoya 3」が12月26日に、六本木の「Mercedes me Tokyo NEXTDOOR」で開店したのです。

今回はメルセデス・ベンツと夢の共演。戦略的パートナーシップを結び、新しく設計したメニュー「Mercedes-AMG GT Atatakai-Nikusoba」の1品のみを提供します 

メルセデス・ベンツをそばで表現 

Minatoya 3のメニューは、その名の通りメルセデス・ベンツAMG-GTをイメージしたそばです。「そばでベンツ!?」と思うことなかれ。伝説のそば屋が満を持して提供する至極の逸品です。

AMG-GTのひときわ目を引く鮮やかなソーラービームイエロー。これは卵を使った麺で表現。港屋の特製醤油と山椒、細切りの海苔は爽やかさや疾走感を演出しています。一見、中華を思わせるビジュアルですが、食べてみるとやはり和食。麺の長さや切り方が中華のそれと違うのです。

甘辛い、つけ麺のような、それでいて山椒などの和が口に広がる太麺そば。卵を入れて味変。蕎麦湯は自身で粉を溶かし、直接飲んでも良し。つけダレに入れても良し。メルセデスのような、遊び心も取り入れた店舗となっています。

メルセデス・ベンツ日本の広報担当は「食べた瞬間、このメニューを作られた理由が実感できた。食材や所作一つひとつに意味がある」と感心。一方、港屋の創業者、菊地剛志氏は「キーワードはフレンドリー。メルセデスと港屋。双方のファンやお友達を増やしたい」と話します。

自身もメルセデスユーザーである菊地氏は「メルセデス・ベンツから哲学を学んだ。あの時メルセデスに乗っていなかったら港屋はなかった。例えば、港屋のファンがここでそばを食べて、いつかベンツに乗りたいと志したり、メルセデスのファンが港屋のそばを知ってくれたりしてもらえれば」と語りました。

新しい文化の扉を開く伝説のそば屋、第3章の幕開け。年明け蕎麦はメルセデス・ベンツを見ながらMinatoya 3でいかがでしょうか。

Minatoya 3

東京都港区六本木7-3-10 Mercedes me Tokyo NEXTDOOR

11:00〜15:30(15:00LO)/17:00〜22:00(21:30LO)売切仕舞い

※2019年12月31日〜2020年1月5日はお休みです

この記事が気に入ったらいいね!しよう

Shoichi Sato
この記事を書いた人

Shoichi Sato

地域ミニコミ紙の編集記者、広告代理店を経てフリーライターとして活動中。趣味は山登りなど、スポーツ全般の元高校球児。未確認生物や宇宙、戦国時代 などが好きなロマン追求型。座右の銘は「気は遣うものではなく、配るもの」。 ブログ:s1-thats-WRITE

Shoichi Satoが書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop