来年の流行語候補は「センテナリアン」!?驚くべき超長寿の最新状況とは

2018/11/28
内藤 みか

100歳以上生きている人のことを「センテナリアン」と言うのを知っていますか? 人生100年時代、この単語は来年の流行語になるかもしれませんね。驚くべき超長寿の最新状況についてご紹介します。

100歳以上は日本に約6万7千人

『リシェス』2018年9月発売号の特集は『人生100年時代の「不老不死」』。そこでは超長寿社会となりつつある現代の変化をいち早く切り取られていました。

まずセンテナリアンが何人いるかというと、なんと日本は67824人で、アメリカに次ぐ世界第2位の人数です。全世界のセンテナリアンは約120万人と推定されていて、世界的にも長寿傾向なのがわかります。はっきり確認できているのは世界でも数十人に満たないとのこと。

センテナリアンの9割は女性

そういえば私の母も72歳ですが、毎週プールに通い、元気はつらつです。高級化粧品を使って美容にも気を使い、髪は白髪もなくツヤツヤでフサフサ。ご近所には80歳でさっそうと自転車を乗りこなすおじいさんが何人もいて、みなさん足腰がかなり丈夫なのです。

実は日本のセンテナリアンの9割は女性。戦争という過去も大きく影響していることが考えられますが、一般的に女性のほうが長寿のようで、女性の4人に1人は95歳まで生きるのだとか。2065年には日本女性の平均寿命が91歳を超えると推定されています。なんと2016年には女性用のオーダーメイドウィッグの売上が男性用を上回りました。

100年を楽しむ人生設計を

長寿社会のため、定年を迎えてもなお20年以上の時間があることも想定しなくてはなりません。そのためには働けるうちは働くというのも大切な選択肢。私の母も、父が定年退職後にパートを始めました。そして70代を過ぎた今も楽しく仕事をこなし、その収入で好きな服や化粧品を購入し、プチ贅沢を楽しんでいます。

記事にも国内にシニア起業家(55~64歳)が約63万人いるとありました。マレーシアの首相は93歳ですし、今後は歳を重ねた経験からたくさんのアイデアや事業が生まれる時代になりそうです。

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内藤 みか
この記事を書いた人

内藤 みか

作家/脚本家/イケメン評論家。著書80冊以上。ケータイ小説時代から電子書籍の自著も多数。脚本担当のラジオドラマ『婚活バスは、ふるさとへ』(YBS)が文化庁芸術祭優秀賞&日本民間放送連盟賞優秀賞。 ツイッター https://twitter.com/micanaitoh ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/micanaitoh/

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