イケメンと一言にいっても、タイプはそれぞれ。醤油、ソース、塩、砂糖、酢、みそにケチャップ、マヨネーズ…世のイケメンを調味料の特徴に合わせ振り分けた『イケメン顔分別』。
いったい、それぞれにはどんな特徴があるのかご紹介しましょう。
1.【ソース顔】
『ソース顔』とは、日本人離れした西洋的な彫りの深さ、少し暑苦しさも感じられる濃い顔立ちのことだそう。1970年代までは、欧米的な目はパッチリ、鼻のすっと通った人達の事を“ハンサム”と呼んでいました。この『ソース顔』、1998年に『醤油顔』とともに流行語大賞の"流行語部門・大衆賞"を受賞しているほど、世の中で流行った言葉。顔が流行として取らえられるようになったのは、この頃からのようですね。
ちなみに、このとき『ソース顔』の代表として受賞式に参加したのは少年隊の錦織一清さん。他に『ソース顔』と言えば、郷ひろみさん、阿部寛さん、平井堅さんなどが当てはまるのだそうですよ。
2.【醤油顔】
『醤油顔』は、いかにも日本人らしい、すっきりとした涼しげな目鼻立ちの男性に該当。1980年代以降の人気アイドルや、俳優に最も多いタイプなのが、この顔と言われています。今まで日本で美男とされていた欧米的な『ソース顔』を覆すような『醤油顔』の出現は革命的なもので、『ソース顔』とともに流行語大賞を授賞。
受賞式で「醤油顔」の代表として参加したのは、少年隊の東山紀之さん。他に醤油顔と言えば、中井貴一さん、オダギリジョーさんが当てはまるのだそうです。
3.【味噌顔】
『ソース顔』に比べると顔は薄いとされますが、他の一般的な日本人に比べたらやはり濃いのが「味噌顔」の特徴。ひとつひとつの顔のパーツが“くっきり”“はっきり”していますが、全部集まると何か優しさが醸し出されるような作りを言うのだそうです。芸能人で言うと、松平健さんや渡辺謙さんが当てはまるのだとか。
4.【ケチャップ顔】
『ソース顔』や『味噌顔』などの濃い顔系列ではあるのですが、そこに“少年ぼさ”が残っているのが『ケチャップ顔』の特徴。代表される顔は、要潤さん、竹野内豊さん、長谷部誠さんだそうです。
5.【砂糖顔】
“少年ぽさ”という幼さを前面に残す甘い顔のことを指すのが『砂糖顔』。ベビーフェイスであるがゆえに、愛らしさがにじみ出ているお顔。女子顔負けの可愛さがある「可愛い~」顔なのです。代表される顔の持ち主は、小池徹平さん、佐藤健さん、瀬戸康史さんと言われています。
6.【マヨネーズ顔】
『砂糖顔』ほど甘くはありませんが、少年が男に変わるときに見せるなんとも、可愛らしさと色気が混じった顔が『マヨネーズ顔』。体育会系と言われる男子にも多くみられる顔だとか。該当する有名人はと言うと、岡田将生さんや、藤原竜也さん、川崎宗則さんなのだそうです。
7.【塩顔】
一重か奥二重の切れ長の目、唇は薄く、指が長い。細身で色白など、顔立ちだけでなく色素や雰囲気まで含め、総じて薄い印象の男性を指すのが『塩顔』だそうです。2013年頃から、若い女性に支持される最新のイケメン像として『塩顔男子』がトレンドになっていると言われています。
代表的な「塩顔」として、綾野剛さん、及川光博さん、森山未來さん、羽生結弦さんなどが該当するようです。
8.【酢顔】
塩よりさらに薄く、そこにどこか寂しげな表情と優しげな草食系がプラスされた顔を指すのが『酢顔』だそう。代表される顔はと言うと、BUMP OF CHICKENボーカルの藤原基央さんや、俳優の松田龍平さんだそうですよ。
一口にイケメンと言っても、こんなにもタイプがあるとは…。流行語になるぐらいトレンドとされる『イケメン分別』。時代とともに、日本人の食の好みが変化し体形が変わっていくのと共に、顔までもが変化しているのですかね?今、“イケメン”と言われずがっかりしている顔の方、いつトレンド顔になり、モテ期がくるのか、わかりませんよ!