「家飲み」にもぴったり!苦いだけじゃない今時”缶ビール”事情

2017/01/13
naokiyama

仕事帰りの1杯もいいけれど、自宅に帰ってからの1杯もたまらない。

 

そんな「家飲み」を愛する人が近頃増えています。アサヒグループホールディングス生活者未来研究部門が今年インターネットで「家飲み」に関する意識調査を実施したところ、約8割の人が週2回以上宅飲みをしているといい、缶ビールを飲む人の割合は約7割にも達するといいます。そこで今回は家でゆっくり飲みたくなる、今時の缶ビール事情についてご紹介していきましょう。

あなたの好きな缶ビール、その味わいは?

 

アサヒスーパードライ、キリン黒ラベル、エビスビール、ザ・プレミアム・モルツ……。スーパーやコンビニのお酒コーナーには常にたくさんの缶ビールが並んでいます。さまざまな種類があり、どれを飲むか迷ってしまいがちですが、その種類は主に5つの味のバランスによって分かれているのをご存じでしょうか。

 

「キレ」……後味がよく、口に残らない

「酸味」……飲んだ後の心地よい刺激となりやすい

「苦み」……ビールに欠かせない旨みのひとつ

「甘味」……ほんのりと口の中に広がり、飲みやすさを感じさせる

「コク」……麦芽やポップなどの風味が豊かで味わい深い

 

たとえば、「アサヒスーパードライ」はコクや甘味を抑えたキレのある味わいが特徴的。一方で、麦芽100%使用の「エビスビール」はホップの風味が豊かで、まろやかな味わいが魅力です。こうした定番のビールに加え、発泡酒、第3のビール、ノンアルコールなどとさまざまな種類が登場し、消費者のお財布の状況に合わせて、自分好みの1缶を選んで、自宅でゆっくり味わえるようになったというのが、“家飲み派”増加の最大の要因といえるのではないでしょうか。

若い女子の間で人気になった「クラフトビール」の存在

 

今時の“家飲み派”急増の理由に、「クラフトビール」の台頭もあります。その最たる例が株式会社ヤッホーブルーイングです。国内に出回るビールの99%が大手5社という状況下で、ビールを飲まない若い女性層にターゲットを絞って展開したところ、商品が大ヒット。

 

いまや増収増益と勢いにのっています。万人受けしない個性的な味わいにとことんこだわり、缶ビールのデザイン、ネーミングセンスも超個性的。代表作「よなよなエール」をはじめ、「水曜日のネコ」「インドの青鬼」などは一度飲んだらなかなか忘れることができません。家飲み派の中心だった男性消費者に加え、ビールが苦手だった女性消費者をうまく取り込んで、家飲み派の分母を増やせたのも、ここ最近の缶ビール事情としては大きな変化といえるはずです。

「ラガー派」「エール派」、あなたはどっち派?

ビールを醸造方法別に分けると「ラガー発酵(下面発酵)」「エール発酵(上面発酵)」「自然発酵」の3つに分類され、日本ビールの多くが「ラガー発酵」となります。これは下面発酵の名のとおり、酵母がタンクの下に沈降するのが特徴で、スッキリとした味わいに仕上がります。一方、上面発酵のエール発酵は酵母が上に浮いて酵母の層ができるのが特徴で、その味わいはフルーティーなものに仕上がります。

 

缶ビールというくくりで探すと、自然発酵のものは少ないため、これから家飲みをしたいという方は、「ラガー」か「エール」のどちらかを自分の好みに合わせて探してみるといいでしょう。キレがあるスッキリとした「ラガー」か、フルーティーな「エール」か、おつまみや自分のお酒の強弱も含めて、お気に入りの1缶を選んでみるといいでしょう。

 

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この記事を書いた人

naokiyama

元雑誌の編集担当。政治、経済等。

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