そろそろ冬物をしまう準備を始める時期、特に冬物は虫食いなどに気を使わなくてはいけませんね。そんな時に便利なのが防虫剤。現在の防虫剤は用途別に様々なタイプが販売されています。そこで、都内のドラッグストアで登録販売員をしている方に防虫剤の選び方を含めいろいろお聞きしてきました。
防虫剤の種類
パラジクロルベンゼン
防虫剤の中で一番早く効き目が広がるとされているので、ウールなど虫のつきやすい衣類に適しています。ただし、効き目が早い分、効果も早くなくなります。
ナフタリン
効き目がゆっくりで持続するのが特徴なので、出し入れの少ない衣類に適してるとされています。
しょうのう
古くから使われている防虫剤で、着物の保管などにも適しているとされています。
ピレスロイド系
ピレスロイド系は防虫剤特有のニオイがなく衣類が無臭で保てるとされています。
それぞれ使えない素材や、使い方によっては害の出るものもありますので、買う時にはお店の方に相談して下さいね。では、どんな状況のしまい方に、どんな防虫剤が良いか、ご紹介しましょう。
置くタイプ
ゴンゴン 防虫アロマビーズ
出典:http://www.kincho.co.jp/
冬物を箱に入れ替えなどせずにクローゼットに来年までしまっておくと言う方には、置き型の防虫タイプがお勧めです。ダニ除け効果もあります。
ムシューダ ウォークインクローゼット専用 消臭効果プラス
出典:http://www.st-c.co.jp/
ファンの力で防虫効果と消臭効果がウォークインクローゼット内に広がります。ファンで吸収した空気は、消臭フィルターを通る仕組みとなっていますので、きれいな空気が循環されます。
かけるタイプ
タンスにゴンゴン1年防虫 クローゼット用
出典:http://www.kincho.co.jp/
ハンガーに取り付けられるタイプなので、コートやスーツなど、しまう時にもしわを付けたくないものや、長さのあるものに便利です。
シートタイプ
全体的に防虫剤の効果がまんべんなく行き届くか心配だと言われる方は、全てをくるむ形のシートタイプがお勧めです。洋服全ての部分を包むことが可能なので、埃から守ることもできます。
特に冬服は虫食いなどに気を使いますよね。来年の冬、着てみたら穴が開いてた…なんてことがないように、今年は防虫剤をお忘れなく!