筆跡診断士・芳田マサヒロが教える、ジメジメしたうっとうしい気持ちをスカッとさせる筆跡

2017/06/15
放送作家 石橋アキ江

本格的な夏を迎える前、否応なしに毎年必ずやってくるのが、梅雨。長雨だけでもうっとうしいのに、湿度も高いと心もジメジメ湿りがちになりますよね。雨で外に出るのもメンドくさいし、必然的に家でゴロゴロしているばかりで、余計気分が憂鬱になります。どうせ家で過ごすなら、自分が元気になるような有効な時間の使い方をしませんか?

 

そこで、今回は梅雨のこの時期、ジメジメとしたうっとうしい気持ちをスカッとさせる筆跡をご紹介します。

 

 気持ちがふさいでいると、筆跡もなんとなくパッとしないもの。文字の大きさも縮こまってこじんまりとしたり、「口」「日」「目」といった四方を線で囲まれた空間(閉空間)も空気の抜けた風船のようにしぼんでいたり、文字の中の線と線がぶつかったり重なったりしていかにも窮屈な感じになったりします。

 

 

こんなときは「元気」という文字をこんな感じで書いてみましょう!

 

 

変な文字でしょ!?()本来の文字の書き方としては不正解です。しかし細かいことは気にしないで書いてください!

 

この「元気」、よく見ると両腕でガッツポーズをとっているようにも万歳しているようにも見えませんか?さらに「元気」という文字!なんとなく見ているだけで気持ちが明るくなり力が沸いてくるような気がしますよね。百聞は一見にしかず。自分で書いてみると、さらに元気を実感できると思います。

 

筆跡的にいえば、左右に大きく弧を描くように書く特徴を「大弧型」といい、気持ちが広々としていて懐の深い心のありさまをあらわしています。大人物とか大物と呼ばれる人に多い書き方でもあります。この文字を書くときのポイントは、弧を一気に大きく書き上げること。ゆっくりとなぞるように書いていたら勢いがつきません。大きな弧を淀みなく大きく描き、竜が天空に昇るように元気いっぱい上にはね上げてみましょう。文字そのものも遠慮も躊躇もなく、できるだけ大きく伸びやかに書いてみてください。

 

 「元気」という文字も左右の弧も大きく書くことで、自分の心に勢いと弾みをつけることができます。うっとうしい梅雨空を吹き飛ばすように、ジメジメとした気持ちを「元気」にスカッと解消させちゃってくださいね!

 

芳田マサヒロ

筆跡診断士として、多くのメディアで活躍中。『なりたい自分になる!筆跡の魔法』(飛鳥新社)絶賛発売中

「夢と未来を実現!! 筆跡開運・七夕短冊願い」

期日 201777日(金)17時~20時

会場 上石神井「Yume Mirai Café(夢未来カフェ)

※短冊に書かれた願い事をより実現させるために、筆跡指導(添削)をし、それを改めて書きなおして短冊を作るというイベントです。

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放送作家 石橋アキ江
この記事を書いた人

放送作家 石橋アキ江

"テレビ番組、ラジオ番組の構成や脚本を執筆中。 中学校教員として十年以上の経験から、現場で悩みを抱える多くの人達に人生は楽しいものだと思ってもらえる作品を提供したいと日々模索中。参加作品「神秘に触れる夜」「ADVANCE EARTH」「携帯恋愛アプリMYNAME」など。"

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