Instagram @exposureskateより
11月6日(現地時間)に発表された、世界最大の女子のスケートボードコンテスト、エクスポージャー(EXPOSURE)2021にて、藤井雪凛(ゆりん)(トランジション部門15〜29歳クラス)と草木ひなの(トランジション部門14歳以下クラス)が見事優勝。
さらに藤井と同じ部門でエントリーした貝原あさひが2位を受賞、ストリート部門14歳以下クラスでは赤間凜音(りず)が2位に輝いた。
藤井は昨年、トランジション部門14歳以下クラスでも優勝しており、2年連続の優勝を飾っている。
【エクスポージャー2年連続優勝・藤井雪凛】
トランジション部門15歳以上クラスで優勝した藤井は、まるでベニスビーチかのような、美しい鵠沼海浜公園スケートパークの映像と、持ち前の高いエアとの映像を組み合わせ、見事に自身の持つスケートボードのスキルと魅力を表現し優勝を獲得した。
映像毎に変わる洋服のセンスにも要チェック。
【14歳以下トランジションで優勝・草木ひなの】
AXISスケートボードパークとムラサキパークかさまにて撮影された映像では、楽しそうに滑る様子に加え、高いエアトリックとコースの縁を滑る、完成度の高いグラインドトリックなどを披露。
最後には見事なバックサイド540で締めくくった。
【エクスポージャーとは】
YouTube URL [https://youtu.be/L03xGH9P6ds]
昨年に続き、オンラインによる開催となった今大会だがエクスポージャーは毎年、世界中から170人以上の女性スケーターが集まるイベントで、その収益や寄付金は家庭内暴力に苦しむ女性たちのシェルターに寄付される。
今大会も、世界10か国以上から100人以上の女性、トランスジェンダー、ノンバイナリースケーターたちが参加した。
今年で10年目を迎えるエクスポージャーは、昨年に続きビデオパートの審査による、オンラインでの開催となり、受賞者は世界一有名なスケートボードマガジンである、スラッシャーマガジンのオンラインサイトで発表された。
バーチャルエクスポージャー(EXPOSURE)2021日本人の主な結果
【ベストビデオパート・ストリート14歳以下】
1位 Chloe Covell – オーストラリア・トゥイード ヘッズ
2位 赤間 凜音 – 宮城
3位 Mia Lovell – アメリカ・アリゾナ州フェニックス
【ベストビデオパート・トランジション14歳以下】
1位 草木 ひなの – 茨城
2位 Ruby Lilley – アメリカ・カリフォルニア州オーシャンサイド
3位 Lola Tambling – イングランド・コーンウォール
【ベストビデオパート・トランジション15歳〜29歳】
1位 藤井 雪凛 – 神奈川
2.位 貝原 あさひ – 大阪
3位 Shani Bru – フランス・ボルドー
【ストリート・ベストトリック】()は場所と技名
1位 Mia Lovell(ストリートスポット/8段ステアでのキックフリップ)
2位 赤間 凜音(スケートパーク/7段ステアでのフロントサイドビッグスピン)
3位 Mia Lovell(ストリートスポット/9段ステアでのフロントサイドボードスライド)
【トランジション・ベストトリック】()は場所と技名
1位 Ruby Trew(バート/フェイキー540)
2位 草木 ひなの(ボウル/メロン540)
3位 Jordan Santana(バート/マックツイスト)
全ての結果は以下、エクスポージャーのサイトから。
[https://www.exposureskate.org/exposure-x-full-results/]
各部門の優勝者の映像は以下、スラッシャーマガジンのサイトから。
[https://www.thrashermagazine.com/articles/videos/virtual-exposure-2021-video-winners/]
文 小嶋勝美 Twitter: @katsumikojima1
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。