寝る直前までスマホを触っている人が大勢いるようです。ゲームをしたり動画視聴したり、メッセージのやりとりをしたりとスマホでできることはさまざま。より有意義な1時間にするためのひと工夫をお伝えします。
寝る直前に進歩する
筆者は寝る前は大抵読書をしています。そして本を持ったまま寝落ちしてしまうこともしばしばです。読書の良さは、毎日少しずつ読み進められるところ。寝る直前にしおり(または電子しおり)を挟むのですが、1ページでも先に行けたことを素直に喜んでいます。
読書記録や動画視聴記録をつけると、自分の日々の行動を振り返ることができて味わい深いものです。今では読書や映画の感想を簡単に記録できるアプリもあるので、それを見直すと「今月は全然読めていない」などと自分のペースに気づけるのも楽しいでしょう。
最近は、英語の構文も暗記しています。数百もある構文の暗記を進めているのですが、忘れっぽいので週に10個ほど覚えるのが精一杯です。けれど亀のあゆみとはいえ、何も勉強しなかった場合よりは、多少は賢くなっているはずです。
何事も記録をつける
『GINGER』2022年2月号で寝る前の1時間のすごしかかたをアンケートしたところ、動画視聴48%、スマホをいじる28%、ゲーム12%でした。合計すると88%もの人が電子機器を利用していたのです。動画視聴もゲームもスマホでできるので、ほとんどの人が枕元でスマホを用いているのではないでしょうか。
どのようなことをしていたとしても、その日進めたことをどこかに記録しておくと、より人生は味わい深いものになるでしょう。今日はあの動画を観た、あの本を第何章まで読んだ、ゲームをどこまで攻略した、などです。日記アプリでも、手帳の隅でもいいのです。
1年で差がつく
毎日少しずつ記録しておくと、お楽しみはその年の最後に訪れます。記録したそれらを振り返ることができるからです。ただぼんやりと動画を観ていたら思い出すことは難しいけれど、記録していれば、そういえばあの動画すごく良かったなあと思い出せます。それは大切な自分の宝物となるでしょう。
1年間記録していた人と、記録を何もしなかった人との差は、思い出の量に差が出てしまうのです。記録を見返せば思い出は鮮やかに蘇り、あの日に観たあの映画のタイトルはなんだったっけな、と思い出せないこともなくなります。それに記録しておくことで、1年間の自分の成長度合いもわかります。たとえば今年は30本も映画を観たという満足感は、自信にもつながります。ためしに1ヶ月、毎晩寝る前にしたことを手帳に書き込んでみるのもいいのではないでしょうか。