競馬といえば記憶に新しいのは、2004年から2006年に活躍したディープインパクトでしょうか。この時期は第三次競馬ブームと呼ばれています。では、それ以前のブームはいつでしょう?
まず、第一次ブームは1973年。競馬を「ギャンブル」ではなく「ロマン」に変えたアイドルホース、ハイセイコーが登場しました。1980年代後半に起きた第二次ブームの中心にいたのは、感動的なラストランで多くのファンを虜にしたオグリキャップです。ハイセイコーにオグリキャップ。競馬人気を確固たるものにした彼らは、地方競馬からキャリアをスタートさせています。
南関東4競馬(浦和・船橋・大井・川崎)が運営している「SPAT4」。これは競馬場などに行かなくても、電話やインターネットで気軽に全国地方競馬の馬券が購入できるサービスです。この「SPAT4」の新CMが、先月から全国でオンエア。出演しているのは、芸人界の人気者、博多華丸・大吉です。
舞台は洋館。主人の華丸さんは執事の大吉さんに「SPAT4ってなんね?」と問いかけます。すかさず大吉先生、「ネットで地方競馬のアレコレまとめて楽しめます」と冷静に対処。「ところで」と大吉さんが怪訝な顔を見せ、カメラワークはロングショットへ。
スパッと、ではなくスポッと壁にハマった華丸さんがいました。「また見事にスポッと」「いやー。こんなに簡単に」という2人のほっこりするやり取りが印象的な、ユーモラス溢れる15秒でした。
華大の名人芸と地方から生まれる名馬を見逃すな!
華丸さんは、壁にハマりながらというツラい体勢で演技をする過酷な撮影でした。しかし終始笑顔でこなし、アドリブも見せる余裕ぶり。大吉さんも見事な掛け合いで応え、華大らしい息の合ったCMとなりました。ナレーション録音も第一声からドンピシャで、スタッフからは驚嘆の声が。競馬においても、競走馬とジョッキーが息を合わせないと良いレースはできません。
「SPAT4」は全国の地方競馬全レースの馬券が買えるだけでなく、中継もライブで配信。また、馬券を買うだけでポイントが貯まり、現金やグッズと交換できます。さらに、50円が最高3億円に化ける「SPAT4トリプル馬単」など、コンテンツも充実しています。
かつてブームを巻き起こした地方競馬出身の名馬たち。新たなスターホースの瞬間を見ることができるかもしれませんよ。もちろん、「ハマりすぎて馬券買い過ぎ」には注意して。