満を持して写真集にチャレンジした、今最も気になる“あの”子。そう!あのちゃんです!

2019/03/11
桂伸也

「なあ、俺、今すっげー気になる子がいるんだよ」
「誰?」
「あの、あの…だよ」
「あの…だから誰だよ?」
「だからぁ!“あの”だってばよ!!」
ちょっとありがちな茶番からスタートしてみましたが、今回しょうかいするあのちゃん。アイドルグループ・ゆるめるモ!の一員で、近年ではドラマ『咲-Saki-』『ゆうべはお楽しみでしたね』(TBS系)、映画『血まみれスケバンチェーンソーRED』『シェアハウス』と個性的な作品にも出演し、演技でも独自の空気感を見せており、前述の茶番劇のように(?)、ちょっと気にななっていた人も、たくさんいるのではないでしょうか?

そう!あの「不思議ちゃん」!もうこの言葉はあのちゃんのためにあるようなもの、と言っても過言ではありません!可愛らしい半面で予測不能の大胆発言もボンボンと…このギャップこそが、あのちゃんの最大の魅力であります。そのあのちゃんが初の写真集『ANOther』を発売、10日に東京・渋谷でこれを記念したイベントを開催。イベント前に行われたマスコミ向けの囲み取材でも、その強烈な個性を感じるコメントが次々と、そして淡々とさく裂したのでありました…

この日は水色のジャージ姿で登場したあのちゃん。ん?ジャージ姿…?いやいや侮ることなかれ、このコスチューム結構ただものじゃない。これはあのちゃんお気に入りのジャージを、ファッションブランドのkeisuke kandaに特注リメイクしてもらったというもの。なかなかオシャレじゃありませんか!?ステージ衣装にもなりそうで。

今回の撮影は、鹿児島県の指宿とカンボジアという、なかなかエキゾチックな場所で行ったというあのちゃん。テーマとして「アイドルというよりは自然体。ナチュラルな格好や保母すっぴんでとったりしました」とあくまで自然志向。指宿ではきれいな海に囲まれての感動もあり、自分の意思で思わず飛び込んでしまったり。写真集ではその瞬間までもあったりと、なかなか衝撃的なカットも満載であります。かと思えばカンボジアでは現地の子供と仲良くなり、撮影が終わってもついてきてくれて嬉しかったと、なかなか子供に人気なあのちゃんであります。

また、今回はランジェリーでのカットもありと期待大ではありますが、これはご自身の希望で?とたずねられると「いや、(自分的には)どっちでもいいかなと」とスラっと回答。なかなか不思議ちゃんな感じ全開であります。ただその一方で「新しいことをやっていきたいなと思っていた」と、前向きな意思もあったそう。

一方、もともとオファーをもらったときには「大人は信用できないから、話をもらったときに実現しないだろうと思った」って…ああ、大人っていったい何なんだろうねt!?と同乗してあげたくなる気分。ちなみに実現した現在は「まだ完璧には信用できない。でも少し大人っていいなと思いました。でも全然。まだちょっとね。無理ですね」となかなか手厳しいコメント。大人の皆さん、反省しましょう(笑)。ちなみにこの作品、メンバーにも見せたところ1ページ目から「この写真ってNGじゃあ?」と爆笑されたとのこと。どんな写真かとたずねたら「犬に引きずられる写真」って…どこまでもシュールなあのちゃんであります(笑)

そして、いよいよ新しいシーズンも到来、これからやってみたいことをたずねられると「プライベートで、もっと人間関係とかかかわりを増やしていきたい。今まで皆無というか友達がいなかったので、無理やりでも話していきたい周りによく言われるんですよ」と、なかなか前向き(?)な思い。うんそうかそうか、友達たくさんできるといいなと、小学生の我が子を見るような気分になりやした。

しかしその一方でゆるめるモ!としての目標は「解散しないことです。常に崩れちゃってグダグダな状態なんですけど、このご時世、解散するグループは多いし。ほどほどの仲を保つというか」と、なかなか近年ではお目にかかれないグループカラーが感じられます。そんな中、突然卒業なんてことも?とたずねられると「…人生、何があるかわからないんで」なんてショッキングな答え。本当に体全体からにじみ出る不思議オーラが強力な魅力のあのちゃんでありました!

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桂伸也
この記事を書いた人

桂伸也

フリーライター。元々音楽系からのスタートですが、現在は広く浅くという感じではありますが芸能全般、幅広く執筆を行っています。またエンタメ、芸能に限らずスポーツ、アミューズメント系と…何が得意なのかが不明な感じ。逆に困ったときに声を掛ければ、何らか答えが戻ってくるというか…ある意味“変な奴”(笑)

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