【動画インタビュー】内藤瑛亮 監督「語りたい形で作る為には自主制作映画しかない」と語る少年犯罪を題材にした新作映画『許された子どもたち』

2020/04/08
マガジンサミット 儀保

YouTube動画:https://youtu.be/d6kkuQRIKQM

映画『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』『ミスミソウ』などなど、衝撃的な内容の作品を連発する内藤瑛亮 監督。そんな内藤監督のオリジナル企画となる映画『許された子どもたち』が公開。しかも、今回は自主制作体制での映画化。そこでマガジンサミット編集部の儀保が、内藤監督へ独占インタビュー!!

企画のスタートから、大量の参考本を読んで取り組んだという執筆作業、撮影中のエピソードについて聞いて来ました!! また監督だけでなく、脚本や美術なども兼任し、自主制作でも作り上げたかったという本作の魅力についても多いに語って頂きました!!

映画『許された子どもたち』は、5月9日から公開となります。

映画『許された子どもたち』

本作は実際に起きた複数の少年事件に着想を得たオリジナル作品である。『先生を流産させる会』『ライチ☆光クラブ』『ミスミソウ』など、その衝撃的な内容により作品が発表されるたび物議を醸す監督・内藤瑛亮が、8年の歳月をかけて構想し、自主映画として完成させなくてはならなかった問題作。本作を制作するにあたり、10 代の出演者を対象にワークショップを開催し、少年犯罪や贖罪の在り様について共に考えを巡らせた。撮影は 2017 年の夏から冬、そして 2018 年春と長期間に渡り行われた。季節による風景の変化や役者の成長を取り込み、作品に豊かな広がりを加えていった。いじめや少年事件という社会問題を通じて、現代に蔓延する生きづらさを鋭く切り取った本作は、観る者の価値観や倫理観を激しく揺さぶるに違いない。今、内藤監督による“教育映画”2時間目が開始を告げる―。

あらすじ:あなたの子どもが人を殺したら、どうしますか?

とある地方都市。中学一年生で不良少年グループのリーダー市川絆星(いちかわ・きら)は、同級生の倉持樹(くらもち・いつき)を日常的にいじめていた。いじめはエスカレートしていき、絆星は樹を殺してしまう。警察に犯行を自供する絆星だったが、息子の無罪を信じる母親の真理(まり)の説得によって否認に転じる。そして少年審判は無罪に相当する「不処分」を決定する。絆星は自由を得るが、決定に対し世間から激しいバッシングが巻き起こる。そんな中、樹の家族は民事訴訟により、絆星ら不良少年グループの罪を問うことを決意する。果たして、罪を犯したにも関わらず許されてしまった子どもはその罪をどう受け止め、生きていくのか。大人は罪を許された子どもと、どう向き合うのか。

出演:上村侑 黒岩よし 名倉雪乃 / 地曵 豪 門田麻衣子 三原哲郎 相馬絵美

監督:内藤瑛亮 脚本:内藤瑛亮 山形哲生

制作協力:レスパスフィルム 製作:内藤組 配給:SPACE SHOWER FILMS

2020 年/日本/カラー/1.90:1/5.1ch/131 分

Ⓒ2020「許された子どもたち」製作委員会 (PG12)

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マガジンサミット 儀保

表の顔はディレクター兼カメラマン。実は、年間700本の映画を観賞する映画好き。どんな作品でもオススメのポイントをピックアップ。映画好きから、普段、あまり映画を見ない方にも、幅広い映画の楽しみポイントをご提供できればと日々邁進中? 映画関連tweetも日々、更新してます @yungibo

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