「若い子たちとかね、コンプレックスがいろいろある子もいるかもしれないけど、もうちょいで、素材で勝負できる時が来るから」。蒼井優さんのこの言葉、胸に刻んで生きていきたいです。
俳優の高橋一生さん、女優の蒼井優さんが13日、都内で開催された映画『ロマンスドール』公開直前!プライベート試写会に出席。高橋さんと蒼井さんはそれぞれの恋愛観を語り合いました!
タナダユキさんが原作・脚本・監督を務めている本作は、美大卒業後のフリーター生活を経て、とあるラブドール制作工場で働き始め、その魅力にのめり込んでいく北村哲雄(高橋さん)と、その妻である園子(蒼井さん)を中心に展開していきます。「哲雄は自分がラブドール職人であることを園子には内緒にしている」という設定が非常にそそられますね。
物語にちなみ、結婚に対する恐怖がなかったのか聞かれた新婚の蒼井さんは「しないものだと思っていたので、自分は。なので、考えてもなかったんですけど、なんかうっかり…(笑)。うっかりじゃない、なんて言うんですか?ひょっと?」と照れくさそうにニッコリ。「結婚っていうよりも、家族になるという感覚だったかな」としたうえで「車線変更って感じ。大きく道が変わるとかでもない感じでした」とも。
「車線変更」という表現を称賛した高橋さんは「車線変更したい!」と結婚への意欲をのぞかせ、蒼井さんは「応援してます!」と笑顔を見せましたが、家の中で自転車を使って脚力を鍛えてばかりいるという高橋さんは、蒼井さんに「捨てるべき」と言われたことを思い出し「でも、自転車捨てないといけないんでしょ(笑)。考えなくちゃな。自転車を取るか・結婚を取るかみたいな世界になってきちゃった」と悩ましい様子でした。
また、哲雄のように一目惚れするのか質問された高橋さんは「一目惚れしますけど、だいたいファーストインプレッション、最初にお会いした時の印象で、『あ、僕はこの人を好きになってしまうだろう』というのは、ぶれないですね」とコメント。現在の好みについては「笑うときに、ものすごく笑ってくれる人がいいですね」とのことで「『笑ってる顔、素敵ね』って思うときありますね」と続けました。女性読者さんたち(いるかわからないけど)、やっぱり笑顔は大事みたいですよ。
これを聞いた蒼井さんは「若いうちは、ビジュアル・造形美みたいなことで気になったりするのかもしれないですけど、ちょっと重ねてくると、結果、表情筋。造形っていうより」と考えを明かし、高橋さんは「それはありますね。崩れた瞬間のバランスとか、そういうものにけっこう惹かれてしまうのかも」と同意。蒼井さんは「若い子たちとかね、コンプレックスがいろいろある子もいるかもしれないけど、もうちょいで、素材で勝負できる時が来るから」とエールを送っていました。この言葉、大事にしたいですね。