ガンズ・アンド・ローゼズが再注目!復活を遂げたバンドの凄い名曲を聴いて魂を燃やせ!

2018/03/02
関口 雄太

あの、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズが、平昌オリンピックの興奮さめやらぬ中、出場選手たちをねぎらうツイートを残したことが話題になっている。

自身の誕生日(2月6日)に寄せられたお祝いメッセージに感謝のツイートを書き込むなど、ここのところアクセル・ローズが元気だ。そもそも、ガンズ・アンド・ローゼズって何?と思っている野郎ども!完全復活を遂げた彼らの音楽をぜひ、聞いて欲しい。

このバンド、1993年(25年前!)からオリジナルメンバーでのライブは開催されていないかった。理由は主にメンバーの不仲。フロントマンのアクセル・ローズとギターのスラッシュを中心に、メディアを通しての悪口合戦が繰り広げられていた。しかし、メンバーは仲直りすると2016年4月から「Not in This Lifetime...」ツアーを開始。このツアーは2018年も継続中で、バンドの地元LAで行われたライブは『BURRN!』2018年2月号でも紹介されるなど、メディアの再注目を集めている。

ビルボードの発表によると売上は4億8100ドル(約514億円)にのぼり、ライブツアー興行収入歴代4位を達成し、この記録はまだ伸びるだろう。

彼らのライブを観れば、どれだけモテているバンドか、すぐにわかる。開場の人影はもちろん、歓声も女性の声が多い。かといって、女にこびるようなバンドではない。男が憧れ、女にもモテる。魅力的なロックバンドが、ガンズ・アンド・ローゼズなのだ。

2008年に発売された『チャイニーズ・デモクラシー』は制作期間14年、制作費用1200万ドル(約13億円)、2001年ごろから発売の噂が流れるも結局2008年までファンを待たせるというむちゃくちゃなアルバムだった。それでも、スイスやフィンランドでは最高チャート1位、イギリスでは2位、アメリカや日本では3位とかなり良好なセールス結果をたたき出す。もはや、生きた伝説。

ガンズを知るなら、まずはこれだ!

「Welcome to the Jungle」

言わずとしれた名曲。ガンズの名前を知らなくても、この曲は知っているという人もいるほどの代表曲。デビュー作『Appetite For Destruction』のオープニング曲でもある。バンドがまだ駆け出しのころ、学校の校庭で野宿していると「お前らどこで寝てんだ?ジャングルだぞ!死んじまうぞ!!」と脅されたことに影響を受けて作られた楽曲。デビュー当時の荒っぽい雰囲気があふれている。最近では映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』でこの曲が使われている。

騒がしいだけじゃないぞ!

「November Rain」

「この曲のスラッシュのギターソロが最高なんだ」と言うだけでも、ツウっぽい雰囲気を出せる。速弾きはあえて出さず、泣き続けるスラッシュのレスポールサウンドが最高にクール。騒がしいだけのバンドではないのだ。静かにたぎる情熱が、男らしさのギャップを鍛えてくれる。

ときには激しく、荒々しく

「You Could Be Mine」

疾走感とピリピリとした緊張した空気、これぞ80年代を生きたロックバンドという感じ(楽曲のリリースは1991年だが)。スタジオ録音されたはずなのに、ライブバージョンのように生々しいサウンド。「ガンズは知ってるけど、ウェルカム・トゥ・ジャングルしかわからない」という人には100回ぐらい聞いて欲しい。ちなみに『ターミネーター2』の主題歌に使用されている。

紹介した曲は、歴史に名を残した名曲なので、ぜひ聞いてみてほしい。男くさい選択として、ガンズ・アンド・ローゼズの楽曲に触れてほしい。潤いばかりもとめてないで、音楽で心を燃え上がらせてハードロックを響かせることが大切だろ!

※参照ビルボードの発表によると売上は4億8100ドル

https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/8092585/guns-n-roses-not-in-this-lifetime-tour-fourth-biggest

この記事が気に入ったらいいね!しよう

関口 雄太
この記事を書いた人

関口 雄太

インドに住んでたフリーライター。2012年からライティング業務に従事していて、Webや紙で執筆中。海外のコネタから硬派なビジネスの話題まで幅広くお届けします! https://twitter.com/poiwriting http://www.sekiguchiyuta.net/

関口 雄太が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop