6 月 25 日『第 5 回フットボール・フォー・フレンドシップ』(Football for Friendship/以下F4F)の一環として、東京都文京区の JFA ハウスにて、6 月 26 日よりロシアのサンクトペテルブルクに渡航する選手およびヤングジャーナリストによる、日本サッカー協会関係者へのインタビューが行われました。
『フットボール・フォー・フレンドシップ』は、6月 26 日から 7 月 3 日までの期間、ロシアのサンクトペテルブルクで行われるサッカーを通じた国際青少年交流プロジェクト。4大陸・64カ国から各国一人ずつ選ばれて集まった、12 歳のサッカー選手 64 人が 8 つの国籍混合チームに分かれ、トレーニングキャンプおよびトーナメント戦を行い交流を深めます。
期間中には試合の他に、子供たちと著名なサッカー選手やジャーナリストが、プロジェクトの価値観の促進の問題について議論する『第5回フットボール・フォー・フレンドシップ・フォーラム』も同時開催され、ユース・フットボールを発展やサッカーを通じてより健康的なスポーツライフを過ごすための意見交換がされます。
2人はプロジェクトに先駆けて、日本サッカー協会(JFA)の理事・女子委員長の今井純子氏、同協会、グラスルーツ推進部部長の松田薫二氏、そしてサッカー総合サイト『サッカーキング』編集長、伊東聡志氏の3氏に、このプロジェクトの基本精神である9つの価値観(友情、平等、スポーツマンシップ、健康、平和、熱意、勝利、伝統、リスペクト)を世界中に広めるためにはどうすればいいかインタビュー。プロジェクトへの参加を前に、さまざまな意見を聞き理解につとめました。
3氏はサンクトペテルブルクに渡航する中原選手とヤングジャーナリストの小野くんへ「恥ずかしがらずに、色々な国の人に自分から積極的に声を掛けて、たくさんの友人を作ってきてください」「失敗を恐れず、楽しんでいるイメージを持ってチャレンジしてきてください」といったエールを。
また、中原選手は『フットボール・フォー・フレンドシップ』の参加者全員が身に着ける平等・他文化の尊重・平和共存といった願いが込められた、青と緑の大会オリジナルのフレンドシップ・ブレスレッドを伊東氏、今井氏、松田氏のそれぞれの腕に結び健闘を誓いました。
中原選手は「チームのみんなと協力して、一人のメンバーとしていいプレーをしたい。ミスがあっても楽しくサッカーができたらいい」と意気込みを語り、小野くんは「積極的に他の国の選手に話しかけたい。特別なことでなく、普段、どんな生活をしているのか知りたい」と、帰国後は、異なる文化をもつ参加者たちとの交流をしっかりとみんなに伝えたいと話しました。
選手およびヤングジャーナリストは、6 月 26 日に日本を出発しFIFA コンフェデレーションズ カップが行われているロシア・サンクトペテルブルクに降り立ち、中原選手は DF として日本、アメリカ合衆国、フィンランド、ベトナム、ルーマニア、ノルウェー、セルビア、ウズベキスタンの 8カ国の選手が集まった国籍混合チームに参加します。