『フットボール・フォー・フレンドシップ』に参加する12歳の選手をリポート!

2017/05/01
マガジンサミット編集部

ユースサッカーの世界的なイベント『フットボール・フォー・フレンドシップ(Football for Friendship)』が、2017626日~73日まで、ロシアのサンクトペテルブルク市で開催されます。

 

『フットボール・フォー・フレンドシップ(Football for Friendship)』は、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)が支援し、2015年からFIFAのオフィシャルパートナーをつとめるロシアのガスプロム社が主催する国際親善青少年サッカーのイベントです。

 

※https://www.facebook.com/FootballForFriendship/

 

日本チームは2015年に初招待されて以来3年連続の参加となり、イベント参加に先駆けて、壮行会が430日に安濃中央総合公園フットサルコート(三重県)にて行われ、派遣される選手と所属する津市の少年サッカークラブの選手等が集まり、壮行試合や激励会を行いました。

 

 

これまで『フットボール・フォー・フレンドシップ』のイベントで行われる試合は、各国のサッカークラブ代表同士によるチーム戦でした。(2015年、2016年は「FC東京U-15」の選手が参加)

 

しかし、2017年はチームに代わり各国の代表選手1名が国際混合友好チームに分かれて戦う新ルールに変更。12歳のサッカー選手達、総勢64人が8つのチームに分かれて、トレーニングキャンプとトーナメント戦を行います。そのため試合に参加する各国の代表選手はたった1人だけです。もちろん日本選手も1人!71日には、アメリカ・フィンランド・ノルエー・ウズベキスタン・ベトナム・セルビアなどの選手等と組んで試合に臨むそうです。

 

※代表に選ばれた選手(ポジジョンはディフェンダー)のスピーチ。「サッカーを通じて、みんなが1つになれればいいと思う」とコメント。

 

2017年の『フットボール・フォー・フレンドシップ』参加国は、前大会の32カ国から64カ国へと2倍に増え、今年はメキシコおよび米国からの子供たちが初参加。アフリカ、ユーラシア、北米および南米の4大陸からの若いサッカー選手達が集まることとなりました。

 

大会では、さまざまな国の選手たちがチームを組み試合をすることで、異なる文化や倫理・価値観に対しての寛容さと、お互いをリスペクトする心を育むことを目指しています。

 

また、大会参加者は全員が、平等・他文化の尊重・平和共存といった願いが込められた、青と緑の大会オリジナルのフレンドシップ・ブレスレッドを手に付けます。

 

※青のラインは平和な空を意味し、緑のラインは誰もが参加できるサッカー場を意味する。壮行会でも皆でフレンドシップ・ブレスレッドを結びあった。

 

代表者が派遣されるチームの監督は「世界平和なんて大きすぎる目標かも知れないけれど、大会に参加することで、ぐっと身近に感じることができる。試合を切きっかけに10年後、20年後、成人になってからも「おれ、日本に友達がいるんだぜ」と言ってもらえるのが理想」と語り、サッカーを通じて世界の子供達と絆を深めることに期待し、選手を激励しました。

 

 

サンクトペテルブルク市でおこなわれるイベントでは、試合の他にも子供たちと著名なサッカー選手および、ジャーナリストが、プロジェクトの価値観の促進の問題について議論する『第5回フットボール・フォー・フレンドシップ・フォーラム』も開催され、ユース・フットボールを発展や、サッカーを通じてより健康的なスポーツライフを過ごすための意見交換がされます。

 

 

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