日本赤十字社は今月10日、若年層に献血の重要性や必要性を呼びかけるイベント『ご当地大作戦 in 大阪~献血感謝祭~』を大阪府立大学中百舌鳥キャンパス学術情報センターUホール白鷺にて開催。ゲストにAKB48 Team 8と吉本お笑いコンビの見取り図が出演し、献血の必要性を呼び掛けながら会場を大いに盛り上げた。
同イベントは、2009年10月より実施されている若者への献血推進プロジェクト『LOVE in Action』の一環として行われたもの。これまで40都道府県で合計52回実施し、53回目となる今回は大阪での開催となった。
イベントのトップバッターを飾ったのは、大阪・よしもと漫才劇場などを中心に活動しているお笑いコンビの見取り図。地元の温かい声援と大きな手拍子で迎えられ、漫才で会場内に爆笑の渦を巻き起こした。
見取り図の盛山晋太郎は、大阪での献血推進プロジェクトに関われたことに「このプロジェクトのハートロゴを街中で見たことはあったけれど、今回初めて関わることが出来ました。色々お話を聞いて、規模の大きいイベントやなと感じつつも、10~30代の献血者数が減少しているということに驚きました。自分も高校生の時、(献血)してみたら全然怖くなかったので、献血バスをよく利用していましたね。ぜひ献血に協力してほしい!」とコメント。一方、相方のリリーは「僕も盛山に勧められて献血ルームに行ってみたら、めっちゃ綺麗で、本当お洒落なカフェみたいで、癒やし空間だなと思いました。かなり行きやすい場所だと思います」と語った。
また、献血クイズで1日に約3,000人もの人々が輸血を受けていることが発表されると、盛山は「30秒に1人が輸血を必要ということは…さっき僕たちが漫才している間に20人くらい必要だったんですね!リリー、おまえ今から献血に行って来い(笑)」とコメントし、会場を笑わせた。
次にAKB48 Team 8の坂口渚沙、吉川七瀬、歌田初夏、永野芹佳、髙橋彩香、吉田華恋がステージ上に登場すると、会場内のボルテージは最高潮に。「蜂の巣ダンス」「言い訳 Maybe」「希望的リフレイン」「大声ダイヤモンド」などの人気曲が次々と披露され、大歓声が沸き起こった。
MCトークでは、永野が「私の場合は、献血推進ガールになったことがきっかけで、昨年献血を初めてさせていただいた。まだ献血したことない人にも、ぜひ献血していただきたいです」と語り、高橋は「私は、中学生の頃によくLOVE in Actionのラジオを聴きながら、いつか献血してみたいなと思っていた。なので、こうやって献血推進ガールに選ばれて嬉しかったです!もっと色々な活動が出来ればと思います」とコメント。歌田は「昨年10月頃、母親と一緒に献血しに行きました。困っている人のためにもなるし、もしかしたら自分の家族のためにもなるかもしれない。(献血は)良いことづくめですね」と笑顔でアピールした。
イベントの締めくくりとして大ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」が披露され、約700人の観客を巻き込んだ大合唱とダンスによって会場全体が一体に。最後は永野が「私達は献血推進ガールとして、様々な活動をよりアピールできるよう、これからも呼びかけを一生懸命頑張りたいと思います。宜しくお願いいたします!」と呼びかけ、大盛況のまま幕を閉じた。