甥っ子、姪っ子、上司のお子さんなどなど、4月に夢と希望に満ちた、またはちょっと不安を抱えた社会人一年生の男性に贈ると喜ばれるのがネクタイ。社会人一年目の男性って、学生の間はネクタイを締めると言うこともなく、どんなネクタイをすればよいのかと迷っているんですよね。
そこで今回、カラーコーディーネーターとして都内で活躍されている方に、タイプ別、どんな色や柄に気を付けたらよいのかをお聞きしてきました。
スマートさをアピールする“シティー男子”ネクタイ
色はブルー系を選びましょう。青は知的・勤勉・真面目さを表す色として有効です。さらにフレッシュさも演出してくれます。そして柄は、斜め上がりのストライプ模様であるレジメンタルを選べば、きちんとした印象を与えることができます。
やる気を感じさせる“熱血男子”ネクタイ
“情熱の赤”と言われているように、赤は心理学的にも“やる気”を起こさせる色。そんな赤を身に着ければ、情熱を感じさせることができます。ただ、明るすぎるのは遊び人の印象を与える場合も否めないので、ボルドーなどの少し深めの色を選ぶといいと思います。
柄は、レジメンタルやストライプをお勧めしますが、その中でも、『ストライプの幅が太い×太い』の組み合わせはカジュアルな印象になりがちなので、『ストライプの幅が細い×太い』の組み合わせが良いですよ。小さなドット柄なんかもオススメです。
明るく元気さを感じさせる“フレッシュ男子”ネクタイ
黄色は人を明るく見せ、親近感を与えてくれる色なので上手に取り入れるといいと思います。柄は格子柄を選ぶと、愛嬌を感じますよ。黄色の中に情熱の赤や青が邪魔にならない程度に入っていると、ただ“元気”、“人当たりが良い”から、やる気や誠実さが見え隠れするんですよ。
新人なのに、どこか落ち着きを感じさせる“スマート男子”ネクタイ
グレーは穏やかな、どっしりとした雰囲気を演出してくれます。しかし、その分フレッシュさを消してしまうこともあるので、小紋柄を選ぶといいと思います。また、無地であれば“濃紺”がオススメ。青のフレッシュさも残しつつ、濃さが落ち着きを演出してくれます。
柄ものは上級者と感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、小さな柄であれば、視界の邪魔になりにくいのでお勧めです。ピンクは可愛らしさや、お洒落な雰囲気を与えますが、色のトーンや柄によっては、若いということもあり軽い感じにもなりがちなのできをつけてくださいね。