「仕事が忙しくてヘトヘト……」「しっかり寝たのに疲れが取れない……」。季節の変わり目は何かと体調を崩しやすいもの。
そんなときにはクエン酸を含む「梅干し」が疲労回復にいいといいますが、じつは今年、12年に1度しか食べられない究極の梅干しが話題になっているのをご存じでしょうか?
南高梅を使った、食欲そそる高級梅干しの秘密
それが紀州梅専門店「五代庵」が販売している『丙申年の梅 五福』。
紀州梅専門店「五代庵」 http://www.godaiume.co.jp/
美濃焼の大きな壺に金箔入りの南高梅がぎっちり詰まって、そのお値段なんと10万円(1.8キロ入り/税別)。
一般庶民には少々手が出しにくい価格だが、いったいなぜ、こんな高級梅干しを12年に1度、販売するようになったのか??
この梅干しを扱う和歌山県みなべ町の「東農園」によると、昔から申年の梅は「難が去る(申)、病が去る(申)」と言われてきた縁起物。
平安時代には当時の村上天皇が申年に取れた梅を茶に入れて飲んだところ、脳の病気が治ったという言い伝えもあるのだとか。
それほど縁起がいいものであれば、このご時世、「長生きしたい」「幸せでありたい」と願う人たちに食べてもらおうと、申年に取れた梅をわざわざ厄除けし、無病息災を祈願したうえで、ていねいに熟成させて販売している、といいます。
とはいえ、10万円というそのお値段、買う人はいるのかなと思いきや、その人気はすさまじく、今年1月時点で予約は千件以上。2016年は閏年にあたり、とくに気象の変化が激しい年だということも注文の多さに関係しているのかもしれません。
疲労回復の効き目は「仙豆」以上!? 運気も上がればなお良し!
梅干しに含まれる「クエン酸」は疲労回復の効果が高いですが、そこにさらに神様のご加護まで加われば、1粒食べるだけであらゆるパワーが得られても不思議はなさそう。
ドラゴンボールに出てくる「仙豆」は瀕死状態からでも一気に回復するといいますが、まさに同じような効果が期待できるのではないでしょうか!?
「最近、体調が良くない」「何をやってもうまくいかない」という方は心身ともにパワーを得る絶好のチャンス。
1キロ入り1万5000円とリーズナブルなものもあるので、この機会に試してみては??