今年はコロナ禍の中、花粉シーズンを迎えます。するとこれまで以上に困ったことが起こりがち。
花粉症によるくしゃみはもともと嫌がられますが、今年はコロナが警戒されており、飛沫を飛ばすのは厳禁。また花粉症でなくとも肌荒れが起きるリスクも。そこで今回は、花粉に対して万全に対処するためのグッズを4つご紹介します。
■今年の花粉シーズンに気をつけたいこと
1.花粉症対策はより万全に!
エステーのWithコロナ時代の「ニューノーマル花粉対策ガイド」によると、コロナ禍を受け、今回の花粉シーズンは、より注意が必要であるようです。
出典:エステー「ニューノーマル花粉対策ガイド」
https://products.st-c.co.jp/plus/wp-content/uploads/2021/01/kafun_guide.pdf
例えば、感染対策としての換気のために窓を開けると花粉が室内に舞い込んできたり、電車内で鼻がむずむずしても、くしゃみを我慢しなければならなかったり、花粉でかゆくなった目鼻を手でかけば、コロナ感染リスクが高まったりと、油断なりません。
埼玉大学大学院 理工学 研究科 教授・工学博士の王青躍先生は、この資料の中で、マスクは花粉を防ぎきれないため、他の花粉対策もしっかり行うよう呼びかけています。
コロナ禍の花粉シーズンは、例年以上に「感染させないエチケット」や、自分自身を守る対策のために気を使うことになるでしょう。花粉症の症状が軽減されれば、ストレスは大幅に抑えられるはず。薬やアイテムをフル活用して、隙のない対策を心がける必要がありそうです。
2.花粉肌荒れも気を付けて
花粉症だけでなく、花粉によって起きる肌荒れにも注意が必要です。
花粉症でなくとも、花粉による肌荒れは起こり得るという事実を資生堂が研究の末、突き止めました。
出典:株式会社資生堂「毎年この時期、「肌がかゆい・カサつく・赤くなる…」(以下略)」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001835.000005794.html
多くの花粉症の原因にもなっており、目や鼻のアレルギー症状を引き起こすスギ花粉のタンパクである「Cryj1(クリジェイワン)」という物質が肌に付着すると、通常は活動していない肌の中の「トロンビン」という酵素を活性化させてしまうことで表皮細胞は興奮状態になり、肌荒れの原因になること、そしてこれは花粉症でない人にも起こり得ることがわかりました。「花粉症じゃないのになんだかかゆい…」そんな人は、実は“かくれ花粉肌あれ”かもしれません。
花粉シーズンに肌がかゆくなる、赤みになるなど肌荒れを感じる人は、今年はコロナ禍で顔をかくなど、顔に触れるのは感染リスクがあるため、避けなければなりません。肌を花粉から守る何らかの対策が必要です。
■今年ならではの花粉対策グッズ4選
そこで、今年ぞくぞく登場している花粉対策グッズを4つご紹介します。
1.資生堂「dプログラム アレルバリアエッセンス N」
花粉などの微粒子汚れや紫外線ダメージ・乾燥などの外部刺激から肌を守る先端技術「アレルバリアテクノロジーNEO」搭載の日中用美容液です。肌荒れが気になるならぜひ活用してみましょう。ライトなテクスチャーで顔にも全身にも使用可能。UVカットの効果も搭載。
換気がマストな今年は、部屋の中でも外でもこまめに、たっぷりとつけてガードを。
2.Zoff(ゾフ)「AIR VISOR ULTRA(エアバイザー ウルトラ)」
メガネブランドZoff(ゾフ)の目元への飛沫・花粉対策メガネ「Zoff PROTECT」シリーズに、新しい花粉高カットモデル「AIR VISOR ULTRA(エアバイザー ウルトラ)」全4種が新登場しました。着用することで、目元への花粉の侵入を最大約98%カットしてくれます。目元への侵入を防ぐフードとフェイスラインの密着度を上げることで、より高い花粉カット率を実現しています。
3.参天製薬のアプリ「かゆみダス~目のかゆみ注意報~」
参天製薬の「かゆみダス~目のかゆみ注意報~」は、予測される気象状況から、かゆみなど目の症状の注意レベルとその対策、薬の使用時間をプッシュ通知でお知らせするなどの機能を持つ医師監修のアプリです。
日本気象協会と株式会社JMDCが開発した「目のかゆみ注意報」と対策を5段階でお知らせしてくれます。自分自身に必要な対策を検討したり、点眼などの準備に役立てられます。
4.ライオン「ソフラン プレミアム消臭」
室内に花粉を極力持ち込まないようにするために、衣類用の花粉防止スプレーなどは便利ですが、洗濯のときに使う衣料用柔軟仕上げ剤でも対策ができます。
例えばライオンの「ソフラン プレミアム消臭」は「静電気防止効果」で花粉の付着を防いでくれます。さらに「速乾効果」で、部屋干し時にも速く乾く機能もあります。花粉シーズンは、花粉に触れる機会となる「ベランダ干し」を避けて、この柔軟仕上げ剤を利用して部屋干しに切り替えてもいいかもしれませんね。
まとめ
今年の花粉シーズンは、コロナ禍でいつも以上に対策を強化しておきたいものです。毎年、花粉症や花粉肌荒れに悩んでいる人は、できるだけ早めのうちから花粉対策を始めましょう!