食べたいものを一般の人が運んできてくれるサービスUber Eats(ウーバーイーツ)。最近よく耳にしますよね?現在では日本でも利用できるところが増えつつあります。
このUber Eatsを展開するUberは配車サービスもやっていることをご存知でしたか?もともとは配車サービスからサービスをスタートしています。
今回、そのUberが2019年を振り返り、配車サービスの「Uber」と、フードデリバリーサービスの「Uber Eats」がどのように使われていたかを発表。また、2020年のトレンド予想についても発表しました。
Uber、Uber Eatsとは
Uberは、2010年に米国サンフランシスコでスタートした配車サービス。現在世界63カ国、700都市以上で展開しており、約50言語に対応。日本では、東京と成田・羽田空港間、京都にてプレミアムなハイヤーサービスUber Black(ウーバーブラック)を展開し、全国11エリアにて、タクシー会社と提携の上、タクシー配車サービスUber Taxi(ウーバータクシー)を展開しています。
Uber Eatsは、ユーザーとレストラン、配達パートナーの三者をリアルタイムでマッチングして様々な料理をお届けする、シェアリングエコノミーの概念を用いたフードデリバリーサービス。2015年12月にカナダのトロントでサービスを開始し、36以上の国と地域、500以上の都市で展開。現在、日本でも全国10都市以上で展開し、スタート当初150件であったレストランパートナーも、現在は14,000件を超える数に拡大しています。
登録されている店舗の料理をアプリから簡単に注文できる魅力と、空いた時間に配達員としてフレキシブルに働くことも副業として注目されています。
Uberが2019年を振り返る
今年、Uberは旅行客に多く利用されていました。2019年の世界の人気目的地ランキングを発表。結果は以下のようになりました。
1 エンパイア・ステート・ビルディング (アメリカ)
2 フリーダムタワー(ワン ワールド トレード センター、アメリカ)
3 CNタワー(カナダ)
4 凱旋門(フランス)
5 エッフェル塔(フランス)
6 ルーヴル美術館(フランス)
7 ブルジュ・ハリファ(アラブ)
8 ディズニーランド(世界各所)
9 バッキンガム宮殿(イギリス)
10 ゴールデン・ゲート・ブリッジ(アメリカ)
11 シドニー・オペラハウス(オーストラリア)
12 ベルリンの壁(ドイツ)
13 ブルー・モスク(トルコ)
14 バチカン市国
15 ギザの大ピラミッド(エジプト)
また、2019年で一番多く目的地に指定されたのはアメリカ・ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングという結果に。2位も同じくアメリカのフリーダムタワーという結果となりました。
2019年はUber Eatsにとっても飛躍の年だったそうで、なんと配達の総数は10億食超え!2019年に最も人気だったメニューは「ピザ」だったようです。
その他の特徴としては、観光名所宛てに注文をする人が世界中で多く、ラーメンは一年を通して人気メニュー、サラダは一定の人気を保ち、ブイヨンスープとうどんが検索数で伸びを見せた、といった結果に。
また、Uber Eatsでは次の10年で人気が出るであろうトレンドを予測。スターフルーツ、イカスミ、コラーゲン、霊芝、ケトジェニックフード、芽キャベツなどが挙げられました。気になる詳細はこちらをチェック!https://www.uber.com/ja-JP/newsroom/looking-back-2019/
そして2019年は、Uber Japanも躍進。Uber Taxiは、大阪、仙台など9エリアにてタクシー会社との提携によりサービスを開始し、乗客とドライバーがすぐに出会うことができるスポットライト機能の搭載を実現。Uber Eatsでも東京近郊などで利用エリアが拡大され、知名度、利用者ともに増える結果となりました。
日本でも徐々に広がりを見せるUberのサービス。まだ使ったことが無い人は是非一度試してみてはいかがでしょうか。