百貨店内でも道に迷わない!商業施設内でも利用可能なナビゲーションアプリ『PinnAR』が国内初、玉川高島屋S・Cに導入

2021/07/28
マガジンサミット編集部

今の時代、目的地に行く時には地図アプリを活用することが多い。ただ、実際に起動しても全体の地図が表示され、どちらに進めばいいのか迷ってしまう。そして商業施設などの目的地には到着するものの、巨大な商業施設内の案内はしてくれない。そんな中、屋外のみならず商業施設内でもリアルタイムに自分の現在測位ができ、AR技術(拡張現実)を活用して目的地までのルートを作成、誘導してくれるアプリケーション『PinnAR』が玉川高島屋S・Cに国内初、導入された。日本語の他に5カ国語に対応している『PinnAR』は世界中で130万超ダウンロードを記録している。海外旅行時や今後のインバウンド向けにも活用できるアプリだ。

『PinnAR』の特徴の1つとしては道案内がわかりやすいこと。目的地への道を検索すると、画面には実際の風景が表示され、目的地までオレンジのルートが出るので、それに沿って歩けば目的地に着く。今までの地図アプリよりもリアルに分かりやすく道案内をしてくれる。

そして2つ目の特徴は屋内施設でのナビゲーション機能。今まではGPSの入らない屋内では難しかったものの、今回の『PinnAR』は屋内施設内でのナビゲーション機能を実装。目的地に対してしっかりとナビをしてくれる。それに伴い商業施設での活用が可能となった。例えば館内のトイレやATMに行きたい時に検索をかければ目的地まで案内してくれる。近距離間隔でずらりと並ぶデパ地下ですらお店の名前を入れれば案内してくれる。階層を跨いだナビゲーションも可能となり、商業施設内で先ずはマップを探し出して移動するなどの手間が省けるのだ。

更に3つ目の特徴として他の地図アプリにはないクーポン機能やお店情報、紹介動画などもあるため、客としてはお店の情報を知れてクーポンを活用でき、店としては宣伝ツールとして使える。デジタルメディアなので季節のメニューなど情報アップデートが手軽にリアルタイムで更新でき、効果的な集客に繋がる。

玉川高島屋S・Cなどの大型商業施設による『PinnAR』の導入にはコロナ禍での非対面での道案内やショップ情報を提供できるため、客、スタッフの感染症対策となる。そして案内用の紙媒体など情報変更がある度に都度更新していたものが、このアプリによってデジタル化することで印刷代などの案内コストDOWNにも繋がるのだ。商業施設としては客の行動データを取得して分析することでマーケティングデータとしても活用できる。今までは購買データのみだったものの、このアプリがあれば客が買おうとしたものの、迷って買わずに立ち去ったショップについても知れる。実際に目で見えないニーズについても知れる新たなマーケティングツールにもなるのだ。

そんな双方にもメリットのあるこの『PinnAR』は生活を便利にしてくれるツールだ。街や商業施設内と幅広く活用できるのでコロナ禍が落ち着けば、世界を旅行する旅行者やインバウンド向けにも活用され、更なるダウンロードに結びつきそうだ。

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