11月1日の公開がせまる福山雅治と石田ゆりこが共演する話題の映画『マチネの終わりに』。その原作小説『マチネの終わりに』と「B.C STOCK(ベーセーストック)」がコラボレーションをしたアパレルアイテム全9点が、10月12日より「B.C STOCK代官山店」にて展開中です。
コラボレーション期間中は、小説『マチネの終わりに』に登場する名言や場面などをモチーフにしたTシャツやフーディなどが店頭に並ぶほか、小説のシーンや世界観を表現したウィンドウディスプレイが再現されています。
10月15日には同ショップにてローンチイベントが開催され、スペシャルゲストに人気急上昇中のYouTuberなかむ氏が登壇。「B.C STOCK」の染谷邦夫COOと小説『マチネの終わりに』にまつわるエピソードトークなどを披露しました。
イベントでは、表参道「ル・ポミエ(Le Pommier)」による小説『マチネの終わりに』の世界観をイメージしたカクテルも登場。インスタグラマーらイベント参加者にふるまわれました。
マチネ(matinee)はフランス語で朝(午前)の意味。夜が明ける曖昧な時間と“過去と未来”がいりまじったイメージをカクテルにした一品。
初となる小説×「B.C STOCK」のコラボ
過去に映画作品をはじめ、さまざまなコラボレーションを手掛けてきたことのある「B.C STOCK」ですが、小説の世界観をカタチにするのは初の試みです。
挨拶にたった染谷COOは、今回のコラボレーションについて「映画などすでにビジュアライズされているモノとアパレルは相性もよく過去にも例がたくさんあるが、一方で、読者によって心象や脳内イメージが異なる小説というジャンルを、アパレルで表現する事は難しく、そこをどう表現できるのか、何度も読み返すほど大好きな作品でチャレンジしたかった」と、企画した経緯をふりかえりました。
左)なかむ氏 右)染谷邦夫COO
小説のセリフのように未来が過去を変えた経験はある?
イベントの後半には、小説『マチネの終わりに』のヒロイン洋子の印象的なセリフ「未来は常に過去を変えてるんです」にちなみ未来が過去を変えた瞬間や、主人公の槇野と洋子が3回しか会わないのに深い恋に落ちたことなどについて、なかむ氏と染谷COOがトークショウを展開。
なかむ氏はYouTuberとしての成功が、過去に周囲から受けた自分への評価を変えたこと。染谷COOは、大好きだった牛肉がふとした事で嫌いになり、牛肉を美味しく感じていた記憶までもが、すっかり変わってしまった経験をそれぞれ披露しました。
また、一目惚れが多いというなかむ氏は「恋に落ちるならば3回くらいがちょうどいいと思う」と小説の内容に共感する一方、染谷COOは「僕はないです」と断言。さらに、主人公同士がパリと東京という物理的な距離あるのに、深い感情を抱くのは難しくない?と疑問も…。最終的に「こんなに遠距離なのに愛を育めるってすごいよね」と決着し、あらためて小説の世界観にふれました。
文庫本『マチネの終わりに』のビジュアルをポケット部分のデザインにとりいれたTシャツ
槇野のクラシックギターをぬいたデザインのカリグラフィー
洋子の好きなリルケの刺しゅうと、物語のなかに登場する“つぼみと花“をイメージ
蒔野がスランプに悩むシーンで登場する“楽屋で飲み干したエビアンのボトル”をモチーフにしたフーディ。「これ着たいですね!」と、なかむ氏もお気に入りの一品
今回、制作にフォトグラファーの上野裕二氏とカリグラファーの北村磨氏をむかえ、それぞれのアイテムに小説のシーンや言葉をイメージしたグラフィックを表現。独特のデザインは、これからのシーズンにさりげなく華を添えてくれます。
ちなみに期間中、店頭にてコラボアイテムを購入すると、先着で『マチネの終わりに』×B.C STOCKオリジナルトートバッグがプレゼントされるそう。ゲットしたい方はお早めに!
詳細は、B.C STOCK公式サイト
http://bcstock.jp/ または、http://blog.baycrews.co.jp/bcstock/?p=64181まで。