(YouTube動画:https://youtu.be/NLTedaREj30)
子どもや親、教職員らが未来の教育について考える、年に1度の教育の祭典『未来をつくる教育フォーラム2018』が10月14日、都内で開催されました。今年のテーマは「地域(ローカル)から創造する生涯の学び」について。会場では熱いトークや議論が交わされました。
セミナーでは『なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか! ?』を著書にもつ、阪府立箕面高等学校・前校長の日野田直彦校長が登壇し、自身の経験をもとに「大阪の公立高で実現したグローバルに活躍する人を育てる仕組み」について語りました。成績向上だけでなく、どのように学校改革を進めたかについても語り、会場を沸かせました。
白熱の子ども会議
一際盛り上がりを見せたのは「第3回子ども白熱会議」。全国から選ばれた小学3〜6年生が社会での疑問や問題について議論を交わして会場を沸かせ、問題解決能力の向上をはかります。
ある児童からは「地区の児童公園にあまり子どもがいない」という問題を定義。このテーマでは「ゲームに熱中して公園で遊ぶ人が減った」「そもそも公園で遊ぶのがいいことなのか」など様々な観点から意見が飛び交いました。
白熱会議で司会を務めた仲地さん(高校三年生)に話を聞くと「自分が考えている以上に子どもたちの考えている事を知ることができていい経験ができた」と子どもたちの意見に驚きを見せると「こうゆう場がもっと増えればいいと思う」と語りました。
ドローンプログラミングも
会場では様々なワークショップが開かれており児童や親が参加しました。一つのブースではタブレット端末でドローンの操縦体験をすることができました。
(コードプログラミンを使ってドローンに荷物を運ばせる子供達)
他にも自分だけの「しかけ絵本」作りやフィンランド式・人生の道を描くワークショップなどが開かれて子どもたち、親、教職員が熱心に参加していました。