スタジオアリスが「パパセミナー」開催。パパ同士のコミュケーションや子どものあやし方を伝授!

2018/08/10
マガジンサミット編集部

先日、「ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県)で開催された「パパセミナー」に参加してきました。

このセミナーは、こども専門写真「スタジオアリス」が、2018年の3月よりはじめたマタニティママと0~1歳までの子どもがいるママとパパをサポートする「ママのミカタプロジェクト」の一環で行ったもの。

授乳室の解放や定期的なマタニティセミナー、ベビーセミナーの開催など、子育てママを応援するさまざまな取り組みを実施している「スタジオアリス」ですが、今回は“パパ”に焦点をあてママたちをサポートします。

ゲスト講師として「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)でお馴染み、あそびうた作家の福田翔さんと、「笑っている父親を増やす」をコンセプトに、パパの子育てを応援するNPO法人「ファザーリング・ジャパン関西」の杉山錠士さんが登壇。パパならではの子どもとの接し方や遊び方を紹介しました。

89.5%ものママがパパに“1番のミカタ”になって欲しい

今回、新たな取り組みとして開催した「パパセミナー」では、事前に子育てママ200名にアンケート調査を行い、パパにお願いしたい育児などについて質問しました。

アンケートによると、子育てママにとって1番の味方になってほしい人は、89.5%が“パパ”と答えているそうで、2番目の“母親”の7.5%を大きく引き離す結果となり、あらためて、子育てママはパパと一緒に協力して育児に向き合いたいと思っている事実が浮き彫りとなりました。

子育ての悩みは「パパにもっと積極的に育児に参加してほしい」「子育てについて気軽に相談をできる場所や機関が少ない」などで、また、パパにお願いしたい育児の第1位は、子どもの遊び相手(89.5%)、第2位は子どものお風呂(75.0%)、第3位子どものおむつ替え(67.0% )、第4位は子どもの寝かしつけ・夜泣きの対応(63.5% )、第5位子どもの着替え(53.0%)だそうです。

子どもと、どうやって遊んだら良いの?

家事や外出などの最中に、子どもと遊んでくれるだけでもママは大助かりです。では、パパだからこそできる子どもとの遊び方は、どのようなものがあるのでしょうか。

そんな悩みに答えるべく、福田さんが幼い子どもとのコミュニケーションをとるきっかけになる、お化けをモチーフにグー・チョキ・パーを活用した「ふれあい歌」や、「たかい、たかい~」をしたりジェットコースターになりきる「あそび歌」を歌い、子どもを笑顔にするコツを伝えました。

福田さんは「シャイな方も多いと思うけれど、恥ずかしいと思わず、カラダを使って子どもと遊びながら、セミナーなどでパパ同士の交流も図って」と伝え、杉山さんは「父親も育児に参加すべき!という使命感や義務感でやるのはつらい。子どもやママに「すごいね!」と言われることや、自身が楽しめることから」と、あまり堅苦しく考えないようにと助言。

ちなみに、杉山さんの所属するNPO法人「ファザーリング・ジャパン関西」では、新聞や木材を使った「工作講座」や「バルーンアート講座」などバラエティに富んだプログラムを用意しているそうです。また、パパ同士の交流を深めるコツとして「パパは名刺交換をしながら話を広げることは得意。ビジネスとリンクさせながらきっかけを掴んでみて」と、あくまで普段通り、自然体で交流する姿勢を勧めました。

写真)杉山さんが着ている「パパのつなぎ」は動きやすく汚れに強く、ポケットがいっぱい付いているので、子育てにもってこい!

セミナーの最後には「子供の育つ力を信じて。なんでもやりたがる時期がくるけれど、やりたい!という気持ちや力をなるべく邪魔しないで」と福田さんがアドバイス。子育て中のママとパパを応援するような『いつか大きな木になる』を歌いフィナーレを迎えました。

写真スタジオが担う役割

前出のアンケートによると、パパが何らかのパパコミュティーに参加している率は6.5%、参加していない率は93.5%となっており、パパ同士のコミュニケーションをとる機会が、まだまだ少ない現状がうかがえます。かなり積極的に探さない限り、そのようなコミュニティーに参加することなく、子育ての期間を終えることになります。

しかし、誕生日や記念日など、パパが参加する率が高い“記念写真撮影”は、子どもを介してパパ同士が繋がるチャンスかも知れません。

セミナー会場のとなりでは、出産を控えたママや3歳までのお子さんのいるママとパパ、その家族が無料撮影会で記念写真撮影が体験できるスペースもあり、子どもとの思いでの一枚をとるために、積極的に子どもを抱きかかえたりあやしたりと “張切るパパ”の微笑ましい姿ることができました。

パパ同士が繋がりをもつきっかけの場として、全国に店舗をもつ「スタジオアリス」の取り組みは、大いに期待できるのではないでしょうか。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

マガジンサミット編集部
この記事を書いた人

マガジンサミット編集部

編集部のTwitterアカウントはこちら 【マガサミ編集部Twitter】 編集部のYoutubeアカウントはこちら 【マガサミYoutube】

マガジンサミット編集部が書いた記事

あなたへのおすすめ

カテゴリー記事一覧

pagetop