昨日の敵が今日は味方? 男性が知っておくべき「女の人間関係」

2018/06/22
naokiyama

職場でいがみ合っていたはずの二人が、いつの間にか仲良くなっている!?

このような驚きの場面に出くわしたことはないだろうか。あんなに仲が悪かったのに、ふと気づけば距離が縮まっている。突然の展開に事態が飲み込めず、困惑したという男性陣は多いはずだ。そこで今回は日常生活でありがちな場面をヒントに、女子の関係性の不思議を分析したい。

「いつも一緒」のスタンスを理解

小学生の頃、疑問に思ったことはないだろうか。どうして女子は女同士でトイレに行きたがるのだろうか、と。用を足すのが目的なら一人で行けばいい。それでも連れ立って行く理由は、推測するに“孤立”を嫌うから。つまり、良くも悪くも仲間意識が強いためだろう。

それゆえグループで行動することにある種の安心感を覚えるのだ。たとえば、お昼時、女性がグループでぞろぞろとランチに出掛けるのも、誰かと一緒に行動することで、その人とのつながりを感じるからといえる。

女性に誤解されない雰囲気?

このことを理解しておくと、うまく物事を進めるのにはタイミングが重要だとわかる。

というのも、グループで行動しがちな女性の場合、誰かが一人だけ目立ってしまうと、周囲の目が気になってしまうからだ。仮に、あなたが仕事で頑張っている後輩に労をねぎらおうと声をかけるとしよう。だが、その後輩が周囲の女性の嫉妬を気にしてしまうと素直に受け取れない。先輩女性のやっかみを恐れて、嫌われてしまう可能性だってある。

そこで男性は、周りの女性から「あの子だけ特別扱いしている」と思われないように分け隔てなく接するか、タイミングを見て声をかけなければいけないのだ。

敵の敵は味方という不思議

雑誌のアンケートで「女性に嫌われる女性」のランキングを目にしたことはないだろうか。たいていは“ぶりっ子”タイプの女性が上位を占めるが、これも仲間意識が悪い方向に働いた結果といえるだろう。女性の仲間意識はときに、男性ウケがいい計算高そうな女性を嫌うことが少なくない。一度、はじかれてしまえば、なかなか支持を取り戻すことが難しいのが過去の例だろう。

だが、状況によっては、敵の敵は味方という具合に、敵対していた者同士が共通の敵を見つけて距離を縮めるケースもある。実際、筆者もそういうケースを何度か目撃した。驚くほど自然に、これまでの諍いが嘘かと思えるほど普通なのだ。

だが、もし、そんな場面に遭遇したとしても戸惑ってはいけない。なぜならその裏には何かしらの事情があるからだ。もちろん、わだかまりがなくなり、距離が縮まった可能性もある。だが、邪推するに、何かしらの利害が一致し、一時的に関係が修復したという解釈もできるのだ。

まずは知ること、理解すること

このように考察すると、女性って面倒だなと思う人も出てくるだろう。だが、そんなのはお互い様だ。女性から見たら、男だって十分面倒くさい。プライドが高く、変なところで見栄を張る。理屈をこねたがるし、十分面倒な生き物なのだ。

だが、ここで大事なのは「わからない」「面倒」と突き放してしまうことではなく、相手のことを理解しようという気持ちだ。異性とは素直に理解できないものだが、それでも前向きに理解しようという姿勢だけはいつだって持ち続けるべきものといえるだろう。

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この記事を書いた人

naokiyama

元雑誌の編集担当。政治、経済等。

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