外出先で「ヤバっ」!気になる「わき汗」を防ぐための有効成分とは!?

2016/06/12
放送作家 石橋アキ江

日々暖かくなってきている今日この頃。そうなると気になってくるのが【脇汗のシミ】。夏になれば、半袖や袖なしを着ることで凌げます。しかし梅雨の時期は湿度も高く、気温によってまだ長袖を着ることもある為、実は一番【脇汗のシミ】に悩むんですよね。そこで、都内のドラッグストアに勤める登録販売員に聞いた、『成分』から見た、脇汗商品の選び方をお教えします。

 

今回は、市販の制汗剤に含まれる有効成分の観点からご紹介しましょう。自分のタイプにあったものを見つけてみてくださいね。

◆ミョウバン

ミョウバンは、水に溶けると酸性になり、雑菌の繁殖をストップさせます。また、収斂作用(しゅうれんさよう)と言って、タンパク質を変化させることにより、組織や血管を縮める作用があります。止血、鎮痛、防腐などの効果があるので、化粧品や医薬品として用いられることが多いものです。“お肌をひきしめる効果がある”とされています。お肌が引き締まるという事は、毛穴が引き締まるということに繋がるので、汗が出にくくなるというわけです。ミョウバンは、食品添加物としても知られているぐらいなので、お肌に優しく、赤ちゃんが使っても安心ですよ。

 

◆塩化アルミニウム

汗を出にくくする効果があるとされているのが、塩化アルミニウムです。殺菌作用があるとされているので、ワキガにもピッタリとされています。継続的に使う事で、汗腺そのものを小さくし、汗の量が少なくなるという嬉しい効果があるとも言われています。

 

◆クロルヒドロキシアルミニウム

クロルヒドロキシアルミニウムは、“汗が出てくる出口自体を塞いでしまう”ことで、汗をピタッと、止めてしまうと言われています。そのため、臭いやワキガもカット! 汗の量が多い方やワキガでお悩みの方には、お勧めだとされています。こちら、お肌が敏感な方は、被れることもあるとされていますので、パッチテスト(腕の内側に少し試して見る)を行ってからのご使用をお勧めします。

 

個人差がありますので、自分にピッタリ合う制汗剤を見つけてみてください。そして、制汗剤を使うのと同時に、食べ物や清潔を保つなど、脇汗対策も行ってください。

 

汗をかくのは仕方のない事なのですが、やはり洋服に、にじみ出てしまうのはかなり気になること。そのせいで、本来の業務に集中できない…なんてことにもなりかねませんよね。できるだけの準備は、しておきたいものですね。

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この記事を書いた人

放送作家 石橋アキ江

"テレビ番組、ラジオ番組の構成や脚本を執筆中。 中学校教員として十年以上の経験から、現場で悩みを抱える多くの人達に人生は楽しいものだと思ってもらえる作品を提供したいと日々模索中。参加作品「神秘に触れる夜」「ADVANCE EARTH」「携帯恋愛アプリMYNAME」など。"

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