「かもめ食堂」の荻上直子監督が子育ての愛おしい時間を描くショートムービー「ぜんぶまるごと」が公開

2020/02/14
マガジンサミット編集部

ある時は呆れるようないたずらに手を焼かされたり、またある時は駄々をこねて周りを困らせたり、でもその存在に癒されることもあったりと、子育てには本当にいろいろなことがあって、その全てが大切な時間です。

今回、そんな子育ての愛おしい時間を描いたオリジナルショートムービー「ぜんぶまるごと」が2 月 10 日(月)より公開されました。動画では子育ての”あるあるシーン”が描かれています。

「ぜんぶまるごと」

生活者が安心できる食のカタチと暮らしを届けるミツカングループの株式会社 ZENB JAPANが公開するオリジナルショートムービー「ぜんぶまるごと」は、映画「かもめ食堂」や「めがね」を手がけた荻上直子監督が自身の子育て経験談をもとに描いた作品。

子育てをする母親とその子供の織りなす日常を、歌手の笹川美和さんが歌う主題歌「あなたと笑う」にのせて描いています。

荻上直子監督

荻上直子監督は1972 年千葉県生まれ。2004 年に劇場デビュー作「バーバー吉野」でベルリン国際映画祭児童映画部門特別賞、2017 年に「彼らが本気で編むときは、」で日本初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞など、受賞多数。他の監督作品に「かもめ食堂」「めがね」など。

荻上監督は今回のショートムービー「ぜんぶまるごと」について以下のようにコメント。

「子育てのかけがえのない一瞬一瞬を描きたい。まだまだ手のかかる幼い我が子。目まぐるしく過ぎてゆく毎日の中で、子どもの失敗についイライラして怒鳴ってしまったり、辛くあたってしまったり。後悔と自己嫌悪の繰り返し。だけど、ギュッと抱きしめたとたんにそんな気持ちは吹き飛んで、また笑顔になれる。振り返るとあっという間に過ぎてしまう一瞬がぜんぶまるごと愛おしい。そんな時間を大切にしたいと思って制作しました。」

アンケート調査

「ぜんぶまるごと」を作成したZENB JAPANでは、動画公開に伴い3~5 歳の子どもがいる 25~39 歳の母親と、幼稚園の年長・年中クラスの子どもを対象にアンケート調査も実施。母親には「自身の思う“母親像”になれている自信があるか」を質問し、子どもには「ママのことをみんなに自慢したいか」を聞きました。

アンケート調査の結果では、「自身の思う“母親像”になれている」と回答した母親が32%だったのに対し、「自慢したい」と答えた子供は64.5%という結果に。母親側は自分に自信が持てていない人が多い一方で、子供側は親を自慢したいと思う子が多いことが分かりました。

母親側からは

・「毎日忙しくて子どもの相手をする時間をたくさんつくることができない」

・「家庭的で料理上手でおやつも体に良いものを手作りするような母に憧れるが、おやつは市販のものを利用してしまう」

といったコメントが。

子供側からは

・「いろんなことを教えてくれる」

・「ごはんがコックさんよりおいしい。世界一おいしい」

といったコメントが寄せられました。親が思うより子供の目には母親が自慢の親に見えているようです。

動画は以下のサイトから

ZENB JAPANが公開するオリジナルショートムービー「ぜんぶまるごと」は、以下のサイトで公開中。親子のかけがえのない日々を描いた動画をぜひご覧ください。

「ぜんぶまるごと」公開サイト https://marugoto.zenb.jp

 

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