写真・HIBRID SKATEDOARDS 早川大輔氏より提供
7月7日にロサンゼルスで行われた世界最高峰のスケートボードコンテストStreet League Skateboarding ロサンゼルスにて、堀米雄斗(19)が優勝!!
今年5月にロンドンで行われたPRO OPENに続き、2連覇を果たした。
ストリートリーグは2本のルーティンと5本のベストトリックの上位4本の合計得点で争われる。大会は年4回開催され、10月に行われるワールドチャンピオンシップにて年間王者が決まる。次の大会はブラジル・リオデジャネイロにて行われる(現時点で日程不明)。
9.5ポイントを叩き出したベストトリック
堀米雄斗は決勝のベストトリック2本目でノーリー・フロントサイド270スイッチバックサイドテールスライドを完璧にメイク。ポイントもこの日最高の9.5ポイントをマークしトップに立つとその後もノーリーヒールフリップからのKグラインドをメイクするなど、2位と1.0ポイント差をつけ見事優勝に輝いた。
かつて所属していたHIBRID SKATEDOARDS 早川大輔氏と (写真・早川大輔氏より提供)
2018 SLS LOS ANGELESリザルト
Instagramより @sls
1位 Yuto Horigome – 36.4
2位 Chris Joslin – 35.4
3位 Kelvin Hoefler – 35.1
4位 Nyjah Huston – 35.0
5位 Manny Santiago – 34.2
6位 Tommy Fynn – 30.7
7位 Felipe Gustavo – 24.7
8位 Zion Wright – 得点なし
貫禄さえ感じる“場の掴み方”
写真・HIBRID SKATEDOARDS 早川大輔氏より提供
前回、怪我で欠場していた絶対王者ナイジャ・ヒューストンらを抑えての優勝ということで、今大会は歴史的にも更に意味のあるストリートリーグ(以下SLS)になったのではないだろうか。
5月にSLSロンドン大会での堀米雄斗優勝の記事で「ついにこの日が来た」と書いたが、2大会連続で優勝する日が来るとは…。
しかし、先日のデューツアーでの優勝やこれまでの流れを見ていると、完全にコンテストの場を掌握しているというか、予選からファイナルまでの流れの掴み方をマスターしてきているように思える。一つ一つのトリックの難易度も凄いが、大舞台での“場”を掴んだ感じを見ているとなんだか凄すぎて鳥肌が立ってくる。
筆者:小嶋 勝美
スケートボードを趣味としており、ライターとしてスケートボード関連の記事を執筆。
約10年間芸人として活動後、現在は放送作家としても活動中。