メタバースと聞くと、ゴーグルをつけて遊ぶイメージがありますが、スマートフォンで無料で手軽に楽しめるコンテンツがあるのをご存知ですか? 空き時間などにぜひ試してみましょう!
ゴジラ初のメタバース専用空間「ゴジラ・コロッセオ」
2022年12月23日から提供が始まったゴジラ初のメタバース専用空間「ゴジラ・コロッセオ」が、事前予約不要・無料で体験できるのをご存知でしょうか。
スマートフォンやPCのブラウザからNTT QONOQ(コノキュー)が提供する「XR World」公式Webサイトにアクセスするだけで利用できます。そして、2023年1月20日からは、コンテンツとメタバース体験が拡充され、リニューアルされました!
早速、その世界に入ってみたところ、まずは展示されているミニチュアジオラマを眺めることができました! さらに近くに巨大なゴジラが!
そしてコロッセオ中央では、巨大化した怪獣たちのバトルが繰り広げられていました。
「メカゴジラ ドック」や人気怪獣オールスターが勢ぞろい。
とにかくデカい! まるでRPGの世界に入り込んだかのようで、メタバースでしか味わえない臨場感は新鮮。ゴジラファンでなくとも楽しめますよ。
その他、初代「ゴジラ」や「シン・ゴジラ」などのゴジラ像展示、スマホゲーム「GODZILLA BATTLE LINE」に登場する怪獣たちによるゲーム内のバトルシーン、映画「ゴジラ」シリーズでの印象的なシーンを再現したジオラマ、映画「ゴジラ」シリーズ全作品のポスターコレクションを満喫できる展示、怪獣人形劇「ゴジばん」の上映なども!
今後もリニューアルを重ねていくそうです。ぜひ楽しんでみてくださいね。
■東京国立博物館「エウレカトーハク! ◉89」
無料でメタバース内にある博物館に入館できるのをご存知ですか? 東京国立博物館、文化財活用センター、凸版印刷株式会社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁主催のバーチャル展示「エウレカトーハク!◉89」が、2023年1月17日(火)~2023年3月31日(金)まで、メタバースプラットフォームcluster内バーチャルトーハク 特別展示室で開催中です。
アバターを通したバーチャルならではの鑑賞体験が楽しめるんです。展示は、東京国立博物館の監修のもと、凸版印刷が企画制作。3つのパートで、異なった観点から東京国立博物館所蔵の国宝が紹介されています。
アバターとしてバーチャルトーハクに入館すると、本館エントランスから3つのパートを自由に回遊しながら、日本美術や国宝を鑑賞できます。
現在は、第1部「国宝を《知る》」として、東京国立博物館所蔵の国宝全89件を「バーチャルトーハク」内で総覧し基本的な情報を紹介するバーチャルライブラリーが見られます。
時代に応じて分けられた4つの部屋で、分野や時代など、多岐にわたる国宝を「彩り」・「うた」・「素材」・「季節」などのキーワード毎に表示して鑑賞し、日本美術や国宝の特長の解説を楽しめます。
2023年2月7日~3月31日の第2部「国宝に《親しむ》」では、デジタル展示だからこそ可能な没入感ある展示空間で、アバターとして作品に描かれた情景に入りこんだり、空間内に配置されたオブジェクトの一部を動かしたりすることで、作品の世界観を直感的に体験することができる企画が目白押し。第3部「国宝と《つながる》」では、現代アーティストたちが新しい感覚で国宝を再解釈し、リスペクトアートという形で表現した作品をNFTとして販売する予定も! これはさらなる楽しみが待ち構えていますね。
まとめ
ただの暇つぶしが、いつの間にか夢中になって、本格的に没入しそう! ぜひトライしてみてくださいね。
【参考】
XR World「「ゴジラ・コロッセオ」がリニューアル!!」(https://official.xrw.docomo.ne.jp/news/godzilla2/)
「エウレカトーハク!◉89」(https://virtualtohaku.jp/eurekatohaku1089/)