¥2年に1度開催されている国際映画祭「なら国際映画祭」が、9 月19日から9月24 日までの期間で開催されました。
また、9 月 17 日~9 月 19 日の期間に先がけて開催された「なら国際映画祭 for Youth 2022」の閉幕と「なら国際映画祭」の開始となる9 月 19 日には、水川あさみさんなどが登場した舞台挨拶や、春日大社花山院弘匡宮司と河瀨直美さんの対談、2つの映画祭の繋がりを体現したトランジショナルセレモニーが行われました。
なら国際映画祭
「なら国際映画祭」は、映画作家の河瀨直美さんがエグゼクティブディレクターを務め、2010年から開催されている国際映画祭。国内外の若手監督との奈良を舞台とした映画制作や、子ども・海外学生とのワークショップ、奈良市内を移動する映画館「ならシネマテーク」など、映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施しています。
プレミア上映舞台挨拶やトランジショナルセレモニーを実施
[https://youtu.be/MNtjw735xdw]
「なら国際映画祭 for Youth 2022」の閉幕日と「なら国際映画祭」の開始日となる9月19 日には、トランジショナルセレモニーや、「NARAtive 2022」“霧の淵”プレミア上映舞台挨拶、春日大社花山院弘匡宮司と河瀨直美さんの対談が行われました。
・トランジショナルセレモニー
トランジショナルセレモニーは、エグゼクティブディレクターの河瀨直美さんが制作した映像と、歌三味線方の仲村渠達也さんの演奏に合わせた琉球舞踊家の宮城茂雄さんらのダンスでスタート。続いて、優秀作品を選出する「クリスタル SHIKA 賞」が発表され、短編部門は「迷惑なクマ」、長編部門は「コメディクイーン」が選ばれました。
・「霧の淵」プレミア上映舞台挨拶
なら国際映画祭では、コンペ部門の受賞者を監督に起用し、奈良の魅力を世界中に届ける「NARAtive」(ナラティブ)映画製作プロジェクトを 2010年より開始。
今回の「NARAtive2022」では、2020年の学生コンペ部門で受賞した村瀬大智監督の「霧の淵」がプレミア公開。奈良県・川上村を舞台にした静かな田舎で旅館を営む家族の物語となっており、舞台挨拶では水川あさみさん、三浦誠己さん、堀田眞三さん、三宅朱莉さん、村瀬大智監督が作品について語りました。
・春日大社花山院弘匡宮司と河瀨直美さんの対談
春日大社花山院弘匡宮司と河瀨直美さんが時代、世代、文化、世界など様々な視点での「つなぐ」について対談。最後は琉球舞踊家の宮城茂雄さんが祝いの舞を披露し、対談を締めくくりました。
また、9月24日(土)には「なら国際映画祭 2022」クロージングセレモニーを実施。
インターナショナルコンペティションより、ゴールデンSHIKA 賞に、プロスン・チャタルジ監督作品『ドストジ ~TWO FRIENDS~』決定。NARA-wave(学生部門)ゴールデンKOJIKA 賞に堀内友貴 監督作品『明ける夜に』決定。なら国際映画祭2022アンバサダーに別所哲也さんが就任致しました。
なら国際映画祭 2022の様子はなら国際映画祭公式YouTubeチャンネル内にてアーカイブ配信しています。
[https://www.youtube.com/playlist?list=PLScJgbYgYhV0a-flzvzSWR-Z9dAJWT3le]