"推し"の歌声になれる『なりきりマイク VOLUME2 Da-iCE』が3月29日（金）から全国のカラオケ店で期間限定でスタート

ヤマハ株式会社は、歌声の分析・合成とAIに関係する最新技術を駆使し、人の歌声を別人にリアルタイム変換する技術「TransVox(トランスヴォックス)」の研究開発を行っている。そして今回、その技術を使用した『なりきりマイク VOLUME2 Da-iCE』を全国18箇所のカラオケ店にて3月29日(金)から8月29日(木)まで期間限定で展開する。

『なりきりマイク VOLUME2 Da-iCE』を設置したカラオケルームは各店舗1部屋のみ。Da-iCE仕様にラッピングしたスペシャルなコラボルームとなっていてファンにはたまらない空間だ。Da-iCEのカラオケ人気楽曲をイメージしたコラボドリンク(ノベルティ付き)などの企画も含んだコラボキャンペーンの展開も予定している。(※内容は店舗によって異なる。)

この取り組みは第一弾として2022年8月に、実証研究として音楽グループ「Every Little Thing」とコラボレーションした「なりきりマイク feat.ELT持田香織」を期間限定で展開し、大きな反響を得た。それに続く第二弾が、今回のDa-iCEとのコラボレーションだ。

「TransVox(トランスヴォックス)」の特徴としては、誰でも「あの歌手になれる」ような体験を味わうことができる技術。ボイスチェンジャーやボーカロイドとは異なり、歌声の特徴や音の高低に応じた音色の変化など、歌い方の癖をAIに学習させることで、年代や性別を問わずどんな人の声でも別人の歌声に変換することができる。

今回、AIにDa-iCEの楽曲を学習させ、4オクターブのツインボーカル大野雄大さん、花村想太さんの声色の特徴を細部まで把握し、リアルタイムで両方の音声で楽曲を歌うことが可能となった。大野さん、花村さんの声でDa-iCEの曲だけでなく、どんな曲も歌うことが叶うのでファンにとっては「推しがこの歌を歌ったら・・・」と想像が膨らむカラオケ体験となる。

歌声変換にはカラオケボックスで通常、使われているマイクを使用し、歌う時に専用のコントローラーのスイッチをONにするだけ。声が低い人にとって高い曲を歌いたい時に使えるオクターブの設定も可能で設定すると通常より1オクターブ上げて声を出してくれる。またボリュームとエコー量の調整も専用のコントローラーで設定でき、使い方もシンプルである。

実際に使用するコントローラーはとてもコンパクトだが、実はAI技術を搭載した機器がルーム内に設置されていて、このような精密な声の仕上がりが可能となっている。そして、第一弾に比べて今回の『なりきりマイク VOLUME2 Da-iCE』では音質改善やディエット機能、標準マイクや採点対応などカラオケ標準機器との親和性がアップされた。