公式に認定!?6月24日が『ムロツヨシの日』に 発案した人は素敵なおバカさん

2022/06/27
石井隼人

人間ドラマからコメディ、バイオレンスまで作品ごとに観客の心をざわつかせてきた𠮷田恵輔監督のオリジナル最新作『神は見返りを求める』がついに全国公開!同日6月24日には都内劇場で初日舞台挨拶が行われ、主演のムロツヨシ、共演の岸井ゆきの、そして𠮷田恵輔監督が出席した。

暴露系YouTuberとして闇落ちする主人公・田母神を演じたムロ。主演作の封切りに喜色満面で「映画を観た方の感想を朝から見ているけれど、色々な方が『ムロツヨシの代表作だ』とか言っちゃって。これから映画を観る皆さんにも『代表作なんだな』と思って観てもらって、感想にも『ムロツヨシの代表作だ』と書いてください」と自信満々。是枝裕和監督の新作『ベイビー・ブローカー』が同日公開初日だと知ると「え?当ててきたの?ムロに当ててきたの?」と饒舌で、吉田監督から「ムロのことなんか意識してないだろ!」と突っ込まれていた。

この日は例の如く冒頭からサービス精神旺盛のムロだが、本作撮影時を振り返った岸井からは「撮影現場では現場の輪から外れてムロシズカでした」との報告が。これにムロは「今回は静かにしてないと役が軽くなってしまいそうだったから。田母神という人物の表裏だったり善悪だったり、多面性の部分の大きな面の違いを見せるためにはフザケツヨシはいらないと思った」と解説し「ほかの作品ではニギヤカツヨシでやっているので、今回は空き時間が辛かった」と心境を吐露した。普段とは違うムロの姿に岸井は「私はレアツヨシを見られたということですね!?」と喜んでいた。

さらに配給関係者が6月24日を『ムロツヨシ(624)の日』として一般社団法人日本記念日協会に申請していたことが判明。それが見事に正式認定されたことが合わせて発表された。

「今後の活動を邁進させる節目の日として、本日6月24日を『ムロツヨシの日』として認定することをここに証明致します」などと書かれた認定証を贈呈されたムロは、まさかのサプライズに驚きつつ「これを『やろうぜ!』と発案した人は素敵なおバカさん!」と大喜びで「毎年6月24日に初日を迎える映画を作ってもらってみんなで集まろう!」と提案。さらには「この認定証を持って『ベイビー・ブローカー』の舞台挨拶に行っちゃおうかな?カラーコピーできる素材をSNSにUPするのでみんなで持って行こう!」と盛り上がっていた。

最後に主演のムロは「吉田監督の作った世界は現在に絶妙に悲しくもマッチ。この映画を今の時代に観るからこそのメッセージがある。様々な受け取り方があるけれど、どこか希望がある映画なので、皆さんの心にほっこりしたものを残すことができれば」とアピールしていた。

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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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