若手人気俳優・新田真剣佑と北村匠海がW主演する完全オリジナル映画『サヨナラまでの30分』が、2020年1月24日から全国公開される。12月18日には都内で涙活試写会トークショーが行われ、メジャーデビューを目前に解散したバンド「ECHOLL」のドラマー・重田役を演じた上杉柊平と全米感涙協会会長の寺井広樹氏が参加した。
【涙活】とは、1か月に2~3分だけでも能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図る活動。提唱者の寺井氏が、泣ける映画・音楽・詩の朗読など毎回テーマを変えて様々な泣ける企画を実施している。今回は映画『サヨナラまでの30分』が選ばれた。
感涙したという観客のリアクションに上杉は「本当かなぁ?どこらへんで~?」と嬉しそうで「僕はそもそも泣かないので涙を流してはいませんが、(北村)匠海や清(原翔)は泣いたと言っていました。でも(新田)真剣佑は…泣かなそうだなぁ」と予想。感動したシーンについては「最後のフェスのシーンでアキ(新田)がいなくなって颯太(北村)が歌いだすシーンは鳥肌が立ちました。やはり音楽の力は凄い。この映画は音を肌で感じる映画だと思います」と分析した。
観客とのQ&Aで野外フェス・シーンの話題なると「体力的に大変だったけれど、約600人のエキストラの観客の方々が盛り上げてくれて、あっという間の撮影でした。必死にやったので体力的には大変でしたが、気持ちは充実していました」と回想。ただ「着替える場所から撮影場所までの坂がきつくて…。みんなで競争しながら行ったのが辛かった」と笑わせた。
またロケ地・長野県の印象について問われると「サウナの後の水風呂!」と即答し「匠海から『水質が違う!』と誘われてサウナに行ったら、まんまとハマりました。東京でも行くようになったけれどやっぱり違う。長野の水はいい!」と長野県のサウナを猛プッシュ。また「ご飯も美味しかったし、人も優しい。この映画が無事に完成したのは長野県の方々の協力のおかげ。長野県は素敵です!」とPRした。
さらに寺井氏からは、全米感涙協会特製のブロンズ“涙トロフィー”が授与された。「重~い!」と大喜びの上杉は「涙を流すのはいい事で、自然と流れてくる涙には色々なものが詰まっています。でも泣くという見方をしなくてもこの映画はいろんな見方ができる映画。いつ誰と観るかで印象も変わります。音楽映画だからこそ、劇場で観てほしい」と期待を込めた。