なんとあの山田孝之に5年半密着していた…そんなドキュメンタリーがある!

2019/04/29
石井隼人

それは26日に都内で行われたドキュメンタリー映画『No Pain, No Gain』(4月27日公開)先行上映舞台挨拶でのこと。被写体となった山田孝之と牧有太監督が参加したゾ。

所属事務所全面協力のもと、俳優・山田孝之の5年半(2013~2019)の活動に密着したドキュメンタリー映画で、この日も牧監督はカメラで山田を撮影していた。ということは…「こうやって映画も上映され、ソフト化も決まっているのに、どうしてこの人がカメラを回しているのか?それはこれからも撮り続けるつもりだから」と山田は早くも続編制作を名言したゾ!

しかし「この人に給料を払わなければいけないので、それを誰が払うのか?興行成績にもよるけれど、自分でこの人に給料を出して撮らせるのは気持ちが悪い」と現実的問題を語り、笑いを誘った。

この日は上映後の観客とQ&Aを実施。緊張した際の対処法を聞かれた山田は「自分も知りたい。いまだに緊張してます」と意外な告白。牧監督から「舞台挨拶の前とか本番前は緊張されていますよね?」と言われると、「緊張しますし、自信がない。たぶん準備不足なんだと思う。もしくは理想が高いかのどっちか。(緊張した際の対処法は)僕も探してます」と本音で語り合っていた。

取材される中で牧監督を信頼したタイミングについて聞かれた山田は「まだないです。ずっとない、絶対」と辛口。その理由を問われると「取材を初めて半年くらいの心が通じている状態じゃない時に、自分が初めてやったミュージカル『フル・モンティ』の千秋楽終わりの楽屋に(牧監督が)泣きながらカメラを持って入ってきた。絶対嘘だろと、思い入れないだろうと」とぶっちゃけていた。

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石井隼人
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石井隼人

映画好きエンタメ系フリーライター。「来るもの拒まず平身低頭崖っぷち」を座右の銘に、映画・音楽・芸能・テレビ番組などジャンル選ばず取材の日々。ありがたいことに映画作品のパンフレット執筆、オフィシャルライター&カメラマンを拝命されたり、舞台挨拶の司会をしたり…何でもやります!

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